夫婦共働きで子育て中のお父さんがロードバイクに乗り続けるために

 

こんばんは。

 

東京メトロ東西線の電車に乗っていたら、日本橋駅が近づいてきて、車掌さんが「次は~、日本橋、日本橋~、高島屋前です~」と流暢にアナウンスしたかったのに、間違って「タカシヤマ...」とつぶやいてしまい、少しの沈黙の後で「え~、次は~、タカシマママエです~」と勢いで乗り切った車掌さんの職業人としてのプライドに胸を打たれたヒノデダッズムの僕です。

 

何事もパーフェクトじゃなくていいんだよなと。

 

さて、久しぶりにサイトのアクセスを眺めていて、ふと気づいたことがありました。

 

かなり真面目で深い内容のエントリーが、思ったよりもコツコツとアクセスを集めていました。

 

共働きの育児の中で、父親として感動した言葉を忘れないように書きとめる(子育て編)

 

僕なりには育児で大切だと思ったエピソードを書きとめていたわけですが、「どうしてだろ?」と不思議に感じました。

 

たぶん、なにかのキーワードでネット検索してアクセスしてくるのだろうなと思ってチェックしてみたところ、「共働き ロードバイク」で検索すると1ページ目にヒノデダッズムのエントリーがヒットするんですね。

 

さらに、「共働き 育児 ロードバイク」とか、「子育て ロードバイク」というキーワードで検索しても、1ページ目にヒットして驚きました。その検索結果の2番目もヒノデダッズムのページ。

 

「ロードバイク、始めてみようかな・・・」人生に疲れたお父さんの背中を熱く押す (前編)

 

これらのページというのは、ロードバイクの話というよりも、僕が育児の中で感じた苦労とか、そういったことを並べているだけで、たぶん、アクセスしてきたネットユーザーが探していた情報ではないと思うのです。

 

では、どうして「共働き」とか「育児」といった家庭にまつわるキーワードと、「ロードバイク」という趣味のキーワードを組み合わせてネットで検索している人たちが多いのか?

 

「共働き」という夫婦のスタイルと「ロードバイク」という趣味は、必ずしも相反した関係だとは思いません。

 

都会でも夫婦共働きの世帯が普通な世の中になってきましたし、僕が生まれ育った地方では昔から共働きがほとんどでした。

 

しかしながら、「共働き」と「ロードバイク」という日常の要素の中に「子育て」という要素が入ってくると、往々にして状況が一変すると思います。

 

たぶんなんですが、このようなキーワードでうちのサイトにアクセスしてくる人たちというのは、独身時代や新婚時代からロードバイクを趣味にしている人で、とりわけ男性だと思うのです。

 

そして、共働きの状態のまま育児が始まって、ロードバイクに乗ることが難しくなって悩んでいるのではないかと。

 

子供が産まれてから、ロードバイクという趣味をやめてしまうサイクリストがたくさんおられると思うのですが、そういった背景を詳しく説明する必要はないですよね。パパになれば分かることですから。

 

一方、お子さんがいるのにロードバイクにバリバリ乗って、レースに出ているお父さんがいたりもします。

 

一生懸命に子育てをしているお父さんから見れば、そういったバリバリ系のローディって、「え? どうしてなんだろう...」と思っているのかもしれません。

 

100の家庭があれば、100のスタイルがあるはずですから、解決策とかコツなんてものがあれば僕が知りたいです。

 

ロードバイクに限らず、お父さんの趣味というのは、ストレスフルな社会を生き抜く上で大切な心身の栄養だと思うのですが、共働きの子育てではそういったことを言っている余裕さえない時がありますから。

 

一人目の子供が産まれて、その時点でロードバイクを降りてしまうお父さんがたくさんいますが、二人目、三人目と子宝に恵まれると、さらに厳しくなります。

 

子供が一人だから子育てが楽だというわけでもなくて、二人目になると要領が分かってくるということもあったりするんですが、まあとにかくお父さんが趣味を楽しむどころか毎日必死にならざるをえないです。

 

お母さんの側から考えれば、命がけで子供を産んで、ホルモンバランスも変わって、心身ともに疲れているのに、夫が趣味を楽しんでいたら腹が立ちますよね。

 

ロードバイクは時間とお金がかかりますし、共働きとか片働きとかに関わらず、夫の趣味そのものが許せないという気持ちも分かるんです。

 

それと、子育てを続けていて気が付くことがあるんですが、お母さんたちって、情報の共有のスピードや量が半端ないです。

 

保育園とかご近所とかですぐにママ友ができたりして、すごい勢いで情報を集めて、お互いの気持ちを共感して。

 

一方、お父さんたちって、そもそも職場を離れると友達が少ないですし、何かに悩んでいてもお父さん同士で話し合うことってあるんだろうか。

 

うちの妻いわく、男性は「主張する脳」を持っていて、女性は「共感する脳」を持っているのだそうで、そう言われてみるとそうかもしれないと思う時があります。

 

ほら、お父さんサイクリストのブログを見れば分かるのです。「レースで何位に入賞した!」とか「ロングライドでこんなに走った!」とか「ツーリングでこんなに素晴らしい風景を見た!」とか「グルメポタでこんなに美味しい料理を食べた!」とか。

 

自分はこんなに優れている、自分はこんなに人と違った特技がある、自分はこんなに珍しい経験をした。

 

まさに「主張する脳」なんだなと。

 

共働きで子育てを続けながらロードバイクに乗っているお父さんたちが、「自分たちは、こういった工夫をしているよ」と発信してくれると助かるのですが、ほら、男って、「自分がよければそれでいいじゃないか」という感じになったりもしますから。

 

つまり、「共働きで子育てを続けながらロードバイクに乗るためにはどうしたらよいのか?」という命題について、父親同士で主張するのではなくて、共感するような感じでネット上に経験談を集めることができればいいなと思うわけです。

 

でも、やっぱり難しいだろうな...

 

あくまで僕個人の主観によるものなので、お父さんから見ても、お母さんから見ても「いや、それは違うね」という点は多々あると思うのですが、僕なりに感じたことを並べておこうかなと思います。

 

うちの妻はロードバイクという趣味については寛容ですが、子育てについてはピーキーな性格なので突っ込みも相応にありますから、他のロードバイク乗りのお父さんたちの参考になるかも。

 

共働きで子育てを続けながら、お父さんがロードバイクに乗るためにはどうしたらよいのか?

 

まずは、「日頃の生活編」から始めます。

 


① 洗濯が終わったら、親の仇のように干して干して干しまくる


育児中はたくさんの洗濯物が出ます。子供が小さい時には保育園で着替えをしますし、お漏らしで服を洗うなんてことも多いです。

 

それと、週末には保育園のお昼寝用の寝具のシーツとか。

 

小学生になれば楽になるのかというとそうでもなくて、体操着とか給食のエプロンとか。

 

毎日、洗濯機がフル回転です。

 

そういった時、お母さんが洗濯物を干すという義務なんて全くないわけです。「洗濯物を干すのは父親の役目」というマイルールをつくっておくと、妻からの雷が減ると思います。

 

大切なのは、妻からの感謝の言葉を期待しないことかな。

 


② ロードバイクのメンテナンスと、自宅の掃除は似ている


洗面台、トイレ、お風呂の掃除を奥さんがやっているというご家庭の話を聞いて、僕は驚いたことがあります。

 

ロードバイクの趣味を続けたいのなら、そういった掃除を父親がやっておくとよいかなと思います。

 

育児をしていると、お母さんがイライラすることがあると思うのですが、その背景の一つとしては、部屋が片付かないことなんじゃないかな。

 

子供を育てていると、まあとにかく部屋の中が汚れます。床の上にご飯粒が落ちていたり、保育園や小学校から返ってきた子供たちの服のポケットに砂が入っていて部屋中でまき散らしたり。

 

お母さんたちが洗面台とかトイレとか風呂といった水回りまで掃除をするのは大変ですから、お父さんが休日にさっさと処理してしまいましょう。

 

ホームセンターに行くと、すごくたくさんの掃除ツールや洗剤が売られていて、まるでロードバイクの整備用品みたいです。

 

「おお、このブラシはスゲー」とか「おお、このディグリーザーはスゲー」という感じです。

 

「家族のために掃除してやってるんだ」という態度は良くないです。うちの場合、逆に妻の怒りボルテージが上がってきます。

 

むしろ、鼻歌でも歌いながら、楽しそうに掃除した方がいいです。そう、楽しそうに家事をやるのです。

 


③ ゴミ袋を持って、家の中をパトロールする


共働きに限った話ではないと思うのですが、ゴミ箱が一杯になっているのに僕がのほほんとブログを書いていたりすると、うちの妻の怒りボルテージがグイグイと上がってくる気がするのです。

 

あと、燃えるごみの日に、台所のシンクの生ごみをまとめようとしている妻がイライラしていたり。

 

うちの妻が、世の中の父親たちに声を大にして言いたいことの一つが、「ゴミくらい、お前たちがまとめて出せよ」ということなんだろうと思ったりもします。

 

僕たちのお爺ちゃんお祖母ちゃんたちの世代だと、一家の大黒柱がゴミ袋を出すなんてというイメージがあったみたいですが、もうそんな時代じゃありません。

 

仕事で遅くなって帰ってきた時でも、翌日がゴミの日なら家中のゴミ箱のゴミを袋にまとめて眠りにつきましょう。

 

少なくともうちの世帯では、これで妻のイライラを減らすことができるかどうか分かりませんが、イライラを増やすことはないかなと思います。

 


④ 妻と会話する時には、リフレインを多用する


これって、男同士の会話だとあまり使わないと思うのですが...井戸端会議をしているお母さんたちの会話を聞いていたり、自宅で会話をしている時の妻の表情を観察していると、たぶんそうなんじゃないかなと。

 

どういうことかと言いますと、ほら、お父さんたちが職場で会話をしていたりすると、誰かが何かを言うと、その内容を頭の中で考えて、すぐに次のステップに進むことが多いでしょ?

 

上司:「君、例のプロジェクトだが、先方との調整はどのような感じだ?」

 

部下:「はい、〇〇課の〇〇さんからお電話があり、〇月〇日に打ち合わせを行う予定です」

 

上司:「分かった。では、議事録をまとめて課内で回覧してくれ」

 

部下:「承知しました」

 

という感じ。共働きで働いているお母さんたちも、仕事の中ではこうやってコミュニケーションをとっていると思うのですが、共働きの子育てで同じスタイルで会話すると...

 

妻:「あのね、明日は仕事が遅くなりそうだから、保育園のお迎え、やってくれる?」

 

夫:「もっと早く言ってくれないかな。その日、社内でプレゼンがあって、仕事が詰まってるんだよ...」

 

妻:「どうしていつもわたしなの!? こっちだって忙しいのよ!」

 

夫:「仕方ないだろ! どうして、そんなにイライラしてるのさ!」

 

こういう感じ。

 

で、お母さんたち同士の会話の場合だと、誰かが話した後、すぐに次のステップに行ったり、すぐに結論を出すのではなくて、相手の話の内容を大切にしながら、次の会話に行くような気がするんです。もしくは、「うーん、そうよね...」という感じで共感したり。

 

僕なりに妻から色々とハードヒットを受けた時に、じゃあどうすればいいのかと思案しまして、とにかくリフレインさせると妻の怒りが少ないと学んだわけです。

 

妻:「あのね、今度、週末に学習塾で子供のテストがあるんだけど...」

 

夫:「そうか、週末に学習塾のテストがあるんだね?」

 

妻:「月例テストなんだけどね、〇月〇日の〇時頃」

 

夫:「月例テストだね。〇月〇日の〇時からなんだ。送っていくよ」

 

妻:「ありがとう。その間に買い物に行ってくるね。何か買ってこようか?」

 

夫:「うーん、買ってくるもの...そうだね、久しぶりにワインでも飲もうか?」

 

こんな感じ。

 

職場で同じ内容をリフレインさせて会話するとあまり印象が良くない感じがするわけですが、男女の会話の場合には、繰り返して話した方が、「よし、ちゃんと話を聞いているじゃないか」と妻が思ってくれるようです。

 

それと、妻から夫への「ありがとう」は期待しない方がいいですが、夫から妻には「ありがとう」を連呼した方がいいかなと思います。

 

保育園の井戸端会議でお母さんたちの会話に耳を傾けてみると、「ありがとう」と「ごめんね」というフレーズが度々登場するんです。

 

妻が家庭のことをやってくれたら、とにかく感謝です。

 


⑤ ロードバイクのライドよりも、美容院やショッピングを優先


これも、ほかの家庭だとどうなのか分からないのですが...

 

ほら、共働きで子育てをしているお母さんたちって、伸びてきた髪の毛を後ろで束ねて、プラスチック製のヘアクリップでまとめていたりしますよね。

 

で、プライベートではジーンズを履いて、冬場だとモコモコの黒っぽいハーフコートを着て。

 

お母さんとしては仕事と家庭で大変なので、髪の毛のカットとか洋服の買い物まで手が回らない時があるのに、お父さんがロードバイクに乗ってサイクリングを楽しんだり、色々なサイクリングウェアを買っていたら、そりゃイライラしますとも。

 

なので、ライドのスケジュールを決める前に、奥さんが一人で髪を切ったり、買い物に行ってカフェでお茶を飲むくらいの時間をとれるように気を付けた方がいいかなと僕は思います。

 

すると、「まだ、大丈夫だよ」という言葉が返ってくるかもしれませんが、それでも押しまくって送り出した方がいいです。

 

次に、実際のライド編。

 


⑥ 子育て中の100kmライドは、十分にロングライド


僕が知る限り、共働きで子育てを続けている中で、お母さんが怒ってしまって、お父さんのロードバイク禁止令が出てしまうアクシデントの一つだと思っていることがあります。

 

それは、子育て中のお父さんが150kmもしくは200kmくらいの丸一日のライドに行って帰ってきて、お母さんがワンオペ育児状態でフラストレーションを蓄積して、怒りが爆発するというケース。

 

サイクルレースも同じ感じになる時があるかもしれません。

 

このパターン、本当に多いと思います。その日だけで済めば良いのですが、往々にしてお母さんが、お父さんのロードバイクという趣味に対して批判的になる原因だと思うのです。

 

お母さんに迷惑をかけたことを反省せずに、お父さんが「どうしてそんなにイラつくのさ!数か月に一回のロングライドくらい、許してくれてもいいじゃないか!」と反発すると逆効果でして、ロング以外のライドにも影響が出てくるかもしれないです。

 

ロードバイクに乗り続けていると、「100kmなんて、ロングとは言わないぜ」という感じのロードバイク乗りが増えてきます。

 

これ、別にローディとしてのすごい成長とかそういったことじゃなくて、ロードバイクのライドを続けていると、100kmという距離が苦痛ではなくなります。

 

しかし、何人かの小さな子供を育てているお父さんが、実家もしくは義実家のサポートがない状態でサイクリングを楽しめる時間というのは、半日くらいだと僕は思うわけです。

 

1か月もしくは数か月に1度、100kmを超えるライドに行くよりも、毎週、朝7時から10時くらいまでの50~70kmくらいのライドを続けた方が、奥さんのキレる頻度は減るんじゃないかなと感じることがあります。

 


⑦ 自分が美味しいものを食べるのではなくて、家族に美味しいものを買って帰る


ロードバイクでサイクリングに行って、どこかのお店に立ち寄って、美味しい料理やスイーツを楽しんでいるお父さんはたくさんいます。

 

その間、お母さんたちは子供たちの面倒を見てくれているわけです。できれば子供と離れて、一人で休みたいのに、その時間をお父さんが持って行ってしまう。

 

それで、お父さんが「あー、楽しかった」と帰ってきて、「愛するダーリンが楽しかったら、良かった♪」と許してくれる優しいお母さんなら話は別ですが、「なに、自分だけ旨いもん食ってんだよ...」という気持ちがなくはないわけです、たぶん。

 

なので、僕がロードバイクでライドに行く時には、折り畳みできる簡易バッグをフレームに取り付けて、街中を走っている時に美味しそうなお菓子を見つけたら、バッグに入れて背負って帰ることにしています。

 

それと、ネギとか梨とか、旬の食材を農家まで行って買って帰ることもあります。

 

レース志向のロードバイク乗りにとっては、「ダサいよ」と言われてしまうかもしれませんが、美味しいものを食べて喜んでいる家族の顔って、ロードバイクのライドと同じくらい満足感がありますよ。

 

あまり長々と続けてもアレだと思いますので、自転車そのものについていくつか。

 


⑧ 見栄を張らない、昼夜兼用のロードバイクカスタム


フラッグシップのロードバイクに乗って、バリバリとトレーニングやレースで走っているお父さんは珍しくないかもしれません。

 

僕の周りでも何人かそういったお父さんがおられます。しかし、共働きの奥さんのことも配慮して、夫婦で助け合って小さな子供たちを育てているかというと、違うと思いますね。

 

奥さんに家事や育児を丸投げして、頑張ってペダルを漕いでいるロードバイク乗りって、結構多いと思うんです。

 

実家や義実家と同居して、まさに磯野家のマスオさんのような状態だとか、奥さんが相当に理解があるとか、そういった条件なら別かもしれませんが、一人の人間がこなせる力には限界がありますから。

 

仕事を頑張って、家事も育児も頑張って、ロードバイクのトレーニングも頑張って、レースでも頑張るなんて、時間がいくらあっても足りないです。

 

ロードバイクのトレーニングやレースに熱心なローディを見かけたりもしますが、何かをトレードオフにしていないとそのスタイルは続けられないと思うのです。

 

僕も生き続けていれば将来そうなるはずですが、子育てが一段落して子供たちが成人になり、家族から相手にされなくなったら、たぶん何も気兼ねせずにロードバイクに乗りまくると思います。

 

けれど、夫婦共働きで小さな子供たちを育てていると、フリーな時間がなくなりますし、夫婦の間のテンションも張ります。交際中や新婚時代の優しかった妻とは違って、母親ですからね。

 

しかも、保育園から小学校に入って、ずっと公立の学校に進むのなら別ですが、ほら、途中から私立の中学校や高校を考えると、さらにお金がかかります。

 

中学受験の学習塾の料金だけで1年間で150万円くらいかかったりします。チネリのスーパーコルサが3台、もしくは思いっきりカスタムしたピナレロのドグマが1台買えるくらいだろうか。

 

その後、大学に進学すると合計で...うーん、考えたくないですが。

 

となると、ロードバイクにお金をかけられなくなりますからね。

 

でも、「趣味に使う時間がない、金もない」って、いかにも父親になった感があって、それはそれで何だか素敵だと思うんです。

 

この切なさとか、苦しみって、父親にならないと味わえないでしょ?

 

で、僕なりに色々と考えたわけです。

 

「他者よりも速く走りたい!」とか「他者に見劣りしないロードバイクに乗りたい!」とか、そういった気持ちも大切だと思うんですが、ロードバイクの素晴らしさというのは、それだけではないんじゃないかと。

 

むしろ、「他者より遅くてもいいじゃないか」とか「自分が気に入ったロードバイクならそれでいいじゃないか」といった、ある意味開き直りというか。

 

休日の早朝に出発して、思いっきり走りたい気持ちは分かるのですが、子育てをやっていると朝から走れないことだってあります。

 

そういった時、昼間だけじゃなくて夜間も走ることができるようにロードバイクをカスタムしておくと便利かもしれないです。

 

通勤の時とか、家族の予定が済んで時間ができた夕方とか、子供が眠った夜とかに軽く走るだけでも、ロードバイクの欲求って、結構満足できるものなんだなと。

 

それと、お金をかけたロードバイクで走って、「えっへん、すごいだろ」と見せつけたい気持ちも分からなくはないのですが、ロードバイクよりもずっと大切な子供たちを育てているんですから、別に見栄を張る必要もないなと。

 

夜間の走行って、安全面ではあまりお勧めできませんが、大きなライトを付けたり反射板を付けて夜風に吹かれながらのんびり走ると、心身共にリラックスできます。

 


⑨ 自転車部屋よりも、子供部屋


ロードバイク乗りのお父さんたちが家族を連れてバーベキューをしたことがありまして、そこで奥さんたちが話していた中で勉強になるなと思ったことがあります。

 

一つは、「サイクル用品を買うのはいいけれど、Amazonの配達の受け取りが多すぎて面倒」という意見。

 

うーん、確かにそうかもしれない...

 

それと、「ローラー台が邪魔」という意見。

 

うーん、深いです。いや、深いのか? 

 

ロードバイクを趣味にしているお父さんたちにとっては、細切れの時間や雨の日でもロードバイクのトレーニングができるローラー台は便利です。

 

忙しい子育て中にライドに出かけられなくても、最近では家の中でローラー台に乗りながら、Zwiftでサイクリングを楽しむこともできますから。

 

けれど、「あまりローラー台に乗らないのなら、片づけてよ」というお母さんたちの気持ちも分かるんです。

 

うちの家庭では、最近、大きく変わったことがありました。

 

妻から「子供たちが大きくなってきたから、子供部屋をつくりたい」という意見がありまして、僕が使っていた自転車とか趣味用の部屋をつぶして、子供部屋をつくったんです。

 

すると、妻の機嫌がとても良くなりました。子供部屋があると、子供たちが自宅を散らかしても、その部屋だけ片づければ良いわけです。

 

それと、妻から見ると、「夫が趣味よりも子供たちを優先した」ということに満足してくれたようなのです。

 

まあ、僕としては家族と別室で寝ていたので、子供部屋で子供たちが寝て、夫婦で同じ部屋に寝ることがすごく違和感があったのですが...しばらくすると慣れました。

 

寝付く前に夫婦で会話することが増えましたし、これで良かったのでしょうね。

 

せっかく買ったローラー台は中古自転車屋に引き取られましたが、「ローラー台が置けなくなったから、実走しかないのだ!これでいいのだ!」と妻に説明すると、「相分かった、実走に行ってくるべし」と思ったより背中を押してくれます。