親が子供を守ることが当然なら、小中学校PTA連絡協議会は、なんのためにあるんだ

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そして、不審者対策について浦安市P連に問い合わせてみたわけだが

 

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全くもって深刻な状況なのでエントリーをリライトする。

 

前回のエントリーに書いていた日の出小学校PTAの素晴らしさについては、別の機会に書き留めたい。

 

子供が小学校に入学したら自動的にPTA会員になっていた。それは構わないが、気が付くと浦安市立小中学校PTA連絡協議会(浦安市P連)の加盟校の一員という形になっていた。

 

自分から希望を出したわけでも、説明があって同意したわけでもない。

 

浦安市P連を誹謗中傷するわけではないし、日の出小学校PTAの意見ではないし、妻の意見でもない。

 

一人の父親としての意見を書き綴りたい。

 

たった一人の父親が天に向かって何とやらだが、ネットもしくはリアルでの攻撃を受けた時には適切に対処する。

 

自分が何も準備せずにエントリーを書くはずがない。たくさんの保護者が知らされていないことを知っている。分かりやすく伝えるべきかどうかは、これから考える。

 

さて、自分は子供たちの安全について、非常に熱い。

 

親は子を守ることが使命であり、それを軽んじる人たちを嫌う。

 

小学校に通う我が子の携帯端末の作動をチェックし、警察や親に通報できることを確認した後、子供に対して真剣に伝えた言葉がある。

 

「いいか? 今から、お父さんが言うことをきちんと聞くんだぞ。模倣犯に気を付けろ。」

 

実際に親になって、我が子の安全ほど心配になることはない。

 

今回、浦安市P連について言及せざるをえなくなったきっかけは、新町エリアの保護者なら想像がつくことだろう。

 

千葉県内で小学生が襲われて命を落とすという悲しい事件が発生し、今度は新潟県で悲しい事件が起きた。

 

被害に遭って亡くなった子供たちは、何も悪いことをしていたわけではない。

 

将来を夢見て、毎日を一生懸命に生きていただけだ。

 

それなのに、歪な欲望が暴走したような大人が子供を襲うなんて、あんまりだ。

 

自分が危惧しているのは、日本全国に同じような性癖を持った人たちが存在し、それらの報道を見て同じことを考えているのではないかという点だ。

 

日本においては、性的犯罪を防止するという取り組みの中で加害者の内面についての対応がなされていなかった現状がある。

 

犯罪性のある事象について性的興奮を覚え、自らの衝動を抑えられないというのは、何らかの精神的な疾患を抱えていると判断しても矛盾がないし、専門用語では様々な定義がある。

 

しかし、現在では、日本においてもそのような衝動に対して適切な治療を受けることができる。

 

加害者になりうる人たちを治療することで、初犯もしくは再犯を抑制することができるのではないかという、新しい考えが生まれている。

 

現状では、保険適応外の自費診療にならざるをえないところが課題だが、ネットで検索するだけでも専門のドクターに出会うことができる。

 

人は、一人で生まれ、一人で死んでいく。しかし、どんな人だって一人で生きているわけではない。

 

今、生きている過程の中でも、たくさんの人たちに守り育てられてきたはずだ。

 

それなのに、守り育てられるべき子供たちを標的にするのか?

 

人としての道を外れ、後悔しながら人生を終えるなんて、悲しすぎると思わないか?

 

引き返そう。

 

煩悩の淵から。

 

きちんと治療を受けて、真面目に働いて、真面目に生きて、生まれてきて良かったと納得できる人生を送ろう。

 

また、そういった性癖を持った人たちの親に言いたい。

 

たとえ成人したからといっても、我が子が道を外さないように諭して導く責任がある。

 

すでに気づいているんじゃないのか?

 

諦めているんじゃないのか?

 

諦めるのは良くない。

 

我が子が他者に対して計り知れない苦痛を与えたとしたら、一体、何のために子を生み育てたのか。

 

我が子が人としての道を外しかけたら、体を張ってでも止め、正しい方向に導くことが親の務めだ。

 

そして、懸念していたことが形になった。

 

最近、新町エリアで実際に不審者が出没したそうだ。

 

この件については、ツイッターを眺める限り、不可解なことに気づく。

 

浦安市内の全ての保護者が受け取った内容と比較して、人伝に広がっている不審者の情報の方が多い。

 

例えば、元町エリアのツイッターユーザーの子供が通う学区でアナウンスされた不審者情報が、新町エリアの保護者に伝わっていない気がする。

 

逆もまた然り。当初はあまり深刻に捉えていなかったのかもしれない。

 

そして、現状としては何かがあれば全市的に情報が通知されている。

 

それにしても、たくさんの場所に防犯カメラが設置されていて、バスやタクシー、トラック、自家用車などに取り付けられたドライブレコーダーが映像を記録していて、何かあれば交番から警察官がすぐに駆けつけてくれる新町で、このようなことがあるとは。

 

ただ、いくら防犯カメラがあったとしても、人の目というのはとても大切だ。

 

人間が視覚から脳に取り入れ、引き出せる情報量というのは想像以上に多い。

 

浦安の新町エリアの場合には高層マンションが立ち並び、誰も見ていないようでベランダから誰かが見ている。

 

日の出小学校の学区には浦安警察署の日の出交番があり、地域住民からの110番通報があれば距離的には1分もあればパトカーが駆けつけることさえ可能だ。

 

その場から逃げたとしても、シンボルロードを封鎖して検問が行われれば逃げ場はない。

 

自分たちが生活している浦安市において、他の自治体で事件が起きた時、そして市内で不審者が認められた時に浦安市役所がどのように対処しているのかと言えば、かなり真摯に行動してくださっている。

 

今は市民安全課に名称が変わったようだが、防犯課が市民に対してダイレクトに情報を伝えるシステムは秀逸だと思う。

 

それと、東日本大震災の時に活用されたが、浦安市が本気になれば、市内全域に設置されたスピーカーからアナウンスを流すこともできる。

 

ただ、浦安市長に伝えたいのだけれど、このような時、昔ながらの行政のやり方ではなくて、浦安市の強みを活かして、より先進的な対応をしてくれないだろうか。

  

浦安市役所には、千葉県内どころか日本全国の市役所を見渡しても稀有な存在、関係省庁からも声がかかるくらいの傑出した能力を有する市職員が勤務している。

 

自分なりには、スーパー公務員と称して差し支えない。

 

彼が得意とするのはネットワークとG空間情報技術。要はITに強い。

 

どれくらい凄いのかというと、大学の教授や准教授を前にプレゼンで講義を行うことができるくらい。

 

実際に情報分野のセミナーで引っ張りだこなのに税金の部署で係長をやっていたりする。

 

彼は、東京の23区よりも早い段階でハイブリッドクラウドによる浦安市の情報の管理を着想し、前市長の時代にそれを実現させた。

 

このコンピューターシステムは、浦安市の業務における様々な場面で効率化と低コスト化を実現している。

 

また、浦安市が東日本大震災による被害を受けた際、彼はハイブリッドクラウドだけでなく、浦安市が長年かけて構築してきたジオグラフィック・インフォメーション・システム (地理情報システム, GIS)という強力なコンピューターシステムを駆使して、浦安の復旧に貢献した。

 

このシステムを使用すると、浦安市がダメージを受けた場所をマップ上に可視化することができる。

 

つまり、市役所の中にいても、コンピューターの目によって天空を舞う鳥のように浦安全体を視ることができる。

 

浦安市内の電線や水道管がどこを通っていて、どこがダメージを受けているのかとか、どこに避難所や仮設トイレを設置すれば最も利便性が高いかとか、他の自治体からの救援を呼ぶとすればどこが最優先なのかといった詳細な情報をレイヤーにして表示することができる。

 

当時、浦安市役所に彼がいなかったなら、市民から寄せられた情報が錯綜して行政が混乱し、復旧が大幅に遅れていたことだろう。

 

しかし、彼は、あまりに個性が強いからだろうか、上司に恵まれなかったからだろうか、最近では、浦安市の業務ではないことに熱中している感がある。

 

今まさに、彼の能力を発動させる時だ。シミュレーションはもう十分だ。実戦で行こう。

 

都合が良いことに、彼は、街づくりに必要となる様々なテーマについて、GISを使ってプレリミナリーなトライアルを実施していた。その中に防犯についてのマッピングも含まれていたはずだ。

 

そのトライアルは間違っちゃいない。規模を大きくするだけの話だ。

 

そして、犯罪抑止のために千葉県警察が必要としているデータは、その延長線上にあり、そのデータを構成する情報は、浦安市のハイブリッドクラウドと浦安に住んでいる人たちの頭の中にあるはずだ。

 

彼は、必要な情報を取得し、可視化する方法を知っている。

 

自分が詳しいことを説明しなかったとしても、彼を市長室に呼んで話を聞けば、あまりの優秀さに驚くことだろう。浦安市役所は、彼をサポートしうる非常に優秀な若手職員もたくさんいる。

 

ただし、そのスーパー公務員に伝えたいことがある。今回はお得意のオープンデータは封印した方がいい。

 

ネット上では誰が見ているか分からないからだ。データをどこから抽出するのか、その対象はどこか。

 

浦安市役所には、IoTによる解析システムが足りないと思うので、市長にお願いしてハイスペックなシステムを配備してもらえばいい。

 

データ容量についてはクラウドなので問題ないだろうけれど、さすがに平面のGISだと限界がある。

 

警視庁が開発したDB-Mapのようなシステムを浦安市で立ち上げよう。

 

浦安市はGISにおいて全国の自治体の中で先進的な取り組みを展開していると思う。しかし、警視庁のGISテクノロジーを学ぶことで、さらに最先端で加速できる。

 

また、ESRIのGISを使う場合には、すでに試しているかもしれないが、リアルタイムGISや3D GISをベースに、後足ではなくて、前足を狙っていった方が早い。

 

それと、さすがにこれだけの画像データが相手だと、人海戦術ではなくてAIが必要になってくるはずなので市長にお願いして導入してもらおう。

 

防犯に限らず、市役所の中には、別に市職員がやらなくても、AIで代用できるような仕事があるのではないだろうか。

 

音楽ホールの維持費や液状化対策に比べれば安いものだし、首都圏に直下型地震がやってきて浦安が液状化した時にはシステムをそのまま活用できる。

 

また、浦安市の職員においては、酒に酔っぱらってトラブルを起こして逮捕されるケースが3件も生じている。市職員に過度なストレスがかかっているのではないだろうか。

 

わざわざ人間がやらなくてもいい仕事にAIを活用して、彼ら彼女らの負荷を軽くしてもらいたい。

 

興味がない人には全く意味不明な話になってきたけれど続ける。

 

また、得られたG空間情報については公開せずに機密事項としてクローズドな範囲でのみ解析および管理し、そのデータを提供する相手先は不特定多数のネットユーザーではなくて、千葉県警察だ。

 

ただし、浦安警察署にネットワークとGISを熟知しているエキスパートがいれば別だが、おそらく難しいと思うので、彼を含めて浦安市役所の中に2名しかいない上級技術者の力が必要になる。

 

今からでも間に合うので、浦安市は市職員を対象としてGIS上級技術者を育成することが大切だと思う。

 

「GISなんて普通に使えるよ」と言う市職員は、あまり伸びしろがない気がする。GIS自体はツールに過ぎなくて、データと組み合わせることで、また、そのデータを活用し使いこなすことで大きな意味を持つ。

 

それは、エクセルを使って表計算ができるからエクセルをマスターしたと思い込んでいる人と同じようなものだ。

 

普通の人は、エクセルが有している機能のほとんどを使わずに仕事をやっていたりする。

 

大切なのはソフトウェアの基本操作を習得することではなくて、どのようなデータを抽出し、目の前にあるデータから何を発見し、どのようなことに活かすのか。

 

円グラフや折れ線グラフを作ったり、文字だけの一覧表を作って満足しているようでは足りない。

 

地方行政に関わる情報のほとんどはG空間情報とリンクしていると言われており、そのためにはデータをマップとして視る力が必要になる。

 

そこで必要とされるのはデータから「何か」を見つけるイマジネーションであり、感性だ。

 

と、浦安市役所にエールを送っても、「この市民は何を言っているんだ?」と思われて、たぶん今まで通りかなと思っている。

 

また、今回の一連の事件に対応する形で、浦安警察署もパトロールの回数を増やしてくださっていたように感じるし、とても心強く感じる。

 

浦安警察署の良さというのは、市民との距離の近さ。そして実直で真面目な対応。とにかく優しくて丁寧。

 

市民との良好な関係を築くことで、市民目線の情報を取り入れることもできることだろう。

 

都内の23区で生活していた時、警視庁の警官は非常に優秀だけれど、さすがに都内ということがあって、もっと気が張っていて怖かった印象があった。

  

例えば、駅前で酒気帯びの人同士の喧嘩があれば、警視庁なら笑顔一つなくガチで対応するイメージがあるけれど、浦安警察署の場合には数人の警察官がやってきて、それぞれの人に警察官が付いて「まあ、まあ、落ち着いてね」と仲直りさせる感じ。

 

ただ、今回の場合には神経を研ぎ澄ませて対応に当たってもらいたい。千葉県警の底力を魅せる時だ。

 

加えて、日の出小学校の学区では、小学校や児童育成クラブから各保護者に向けてメールで情報を配信するシステムが整備されていて、本当に素晴らしい。

 

保護者が知り対応する必要がある案件については、実に迅速に情報が伝達されている。

 

浦安という街に引っ越してきて子育てに入って、本当に良かったと思う。

 

ところが、これらの事件が発生しても、どのような対応をしているのか分かりかねた団体があった。

 

浦安市P連。

 

子供が殺害されたというニュースが日本中を駆け巡っていた時でさえも、リアクションが見られなかった。

 

市P連が動けば、犯罪に対する抑止力に繋がるはずなのに。

 

スポーツ大会がありましたとか、研修会を開催しましたとか。

 

そういったイベントのために、保護者同士が連絡して協議しているのだろうか。

 

それが連絡協議会の役割なのか?

 

自分が知る限り、浦安市P連が保護者を対象としたアンケートで意見を集めて浦安市や教育委員会に提出したという話を聞いたことがない。

 

ダメだと批判しているのではなくて、本来は非常に大きな力がある大切な団体なのに、どうしてその力を使わないのかと思う。

 

自分は、別に難しいことも、大きな負荷がかかることも望んでいない。

 

浦安市P連の会長は、単位PTAのネットワークのトップであり、小中学生の保護者の代表であり、浦安市長、浦安市の教育長、校長会の会長、浦安市議会の議長、浦安警察署の署長など、子供たちの安全に関係する組織のトップと同じ立ち位置だと自分は思っている。

 

事件や懸念があった時、そういった人たちと集まって対応を協議し、その事実を各PTAや保護者に伝え、「浦安市P連は、子供たちを守る!」と言ってくださるだけで、とても頼もしく、有り難いと感じることだろう。

 

しかしながら、公式サイトで公開されている浦安市P連の委員会の議事録を見る限り、今回の件も含めて教育現場で課題となっていることについて深く議論された跡が見当たらない。

 

イジメ、組体操、交通安全、不審者対策、施設の老朽化など、話し合うことはたくさんある。

 

スポーツ大会の話が、そんなに大事なのか?

 

それぞれのPTAの代表は、忙しい毎日の中で招集されて、何を話し合っているのか?

 

市内では横断歩道や信号が少なくて危険な箇所がたくさんある。

 

それらの設置を行政に要望するのは当然だろうし、通学路の安全というのは見守りだけではなくて、警備員を配置するとか、たくさんのことがあるじゃないか。

 

市内の公園の防犯カメラの台数は、本当にこれで足りているのか。

 

普通に生活している限り、カメラで記録されて困るようなことは公園では行わないはずだ。

 

小学校や保育園、幼稚園、市内の道路などを対象に、これでもかというくらいに浦安市が防犯カメラを配備して、何かがあれば千葉県警と連携して高速で画像を解析しうるコンピューターシステムを整えればいいじゃないか。

 

市内の小中学校に通う子供たちの中に、世帯収入の関係で食事に困っているケースはないのか。世帯収入を問わず、子供については市役所の中の食堂を無料にしても、この街の財政力ならカバーできるんじゃないか。

 

何十億円もかけたハコモノで金を使うよりも、次世代を支える子供たちのために何かできないか。

 

そういった広い意味での子供たちの環境について、保護者を代表して行政に要望を出し、実現しうる存在が、浦安市P連なんじゃないのか。

 

それなのに、スポーツ大会で盛り上がるのか。

 

子供の成長だとか子供の個性だとか、そういったスローガンを提唱しながら、実際は保護者が集まってソフトボールやトリムバレーで盛り上がるのか?

 

自分としては全くもって理解に苦しむ。

 

親は、子を守り抜く。

 

それが大前提だ。

 

浦安市の教育に携わる人たちと保護者との間で対立する必要はないが、子を守るために言うべきことは言う。

 

親が楽しむことなんて、後回しだ。

 

それが親じゃないのか!

 

子供が小学校に通うと、気が付くとPTAの会員になった。そのことに異議はない。

 

しかし、自動的に浦安市P連の加盟校の保護者になり、会費を納めることになった。一人ひとりの額は小さくても、まとめるとかなりの金額になる。

 

それぞれのPTA会員に説明と同意を得ることなく、子供が加盟校に入れば、自動的に集金されるという仕組みだ。

 

自分はスポーツ大会にも研修会にも興味がない。そのような取り組みよりも、子供たちの安全の方がずっと大切だ。

 

自分が所属するPTAだけで解決できない全市的な課題が生じた時、自分の子供たち、自分がお世話になっている小学校、そういった大切な存在を守ってくれる最後の砦を必要としている。

  

浦安の新町エリアでは、数年前、日の出中学校PTAが浦安市P連を脱退した。

 

隣の学区の日の出南小学校PTAや、同じ新町エリアの明海地区の全ての小中学校PTAは浦安市P連に加盟していない。

 

新町エリアには日の出地区、明海地区、高洲地区の3つの地区がある。

 

日の出小学校PTAが浦安市P連を脱退すれば、新町エリアの3分の2に該当する日の出地区と明海地区の小中学校PTAが、全て浦安市P連に加盟していないという状態になる。

 

つまり、新町エリアにおいて、浦安市P連は小中学生の保護者の代表とは言えない存在になる。

 

日の出小学校PTAの保護者の皆さんの中でも、浦安市P連への加盟については色々なご意見があることだろう。

 

一度、全世帯を対象としたアンケートを実施してみてはどうだろうか。

 

保護者の中には、「ソフトボールやトリムバレーの大会を楽しみにしているのだから、浦安市P連に加盟すべきだ」と主張する人がいるかもしれない。

 

とても有難いことだ。

 

スポーツ大会のために連絡協議会が必要だとおっしゃる保護者が、PTAの会長や副会長を引き受けて、浦安市P連の活動を支えて頂ければ、話が早い。

 

会長や副会長に負荷をかけて、自分たちはスポーツ大会で楽しみたいというのは筋が違う。必要だと言った以上は、自分たちでその役割を担うべきだ。

 

子供が小学校に通うことになって、浦安市P連のことを自分なりに調べさせてもらった。

 

公開されている資料を最初から最後まで確認し、いくつかの疑問を持つようになった。

 

繰り返しになるが、一番大きな点としては、上述している連絡協議会の本質。

 

連絡して協議するのであれば、何を連絡して協議するのか。

 

この連絡協議会は、どのような時期から保護者向けのスポーツ大会や研修会に注力し、教育現場の課題について積極的に提言しているとは思えない状況になってしまったのか。

 

記録を眺めて色々と考察して気づいた。

 

学校教育現場における課題について指摘せずに、スポーツや研修会に熱心であることの背景には、浦安市における生活や教育のための環境が整っていることが背景にあるのではないかと。

 

市の施設や道路などが傷んでいた場合、市役所に相談すれば補修してもらえるし、小学校や中学校の先生方も一生懸命に子供たちを育ててくださっている。

 

とある小学校の教頭先生から、「他の市の教員の先生方には気の毒で言い出せないくらい、浦安市は学校現場を支援してくれるんですよ」とお聞きしたこともある。

 

市民や法人によって支えられた財政力もあるだろうけれど、子供たちのために努力しようという姿勢は大切だ。

 

それでも、保護者の目線から見れば足りないことはたくさんあり、それらについて一つずつ丁寧に行政に伝え、実現することは間違ってはいない。

 

しかしながら、恵まれた環境の中で、いつしか保護者の関心は自らが楽しむ方向にベクトルが進んでしまい、行政への関心が減り、意見を出すということがなくなり、自分たちの楽しみを優先させてしまったのだろうか。

 

保護者同士の繋がりを保つという点では大切な取り組みだと思うけれど、これらの取り組みによって子供たちの環境がどのように変わり、具体的に子供たちの成長や安全に繋がるのか、自分にはゴールイメージがつかめない。

 

ただ、それが分かっていても変えるのは難しいという都合も分かるので、あまり指摘するのは気の毒だと思う。

 

浦安には、埋め立てによる街の発展に伴う非常に大きな特徴があり、保護者の雰囲気にも関係する。

 

自分は保育園保護者の連絡協議会の役員を引き受けたことがあるのだけれど、元町エリア、中町エリア、新町エリアにおいて、同じ市とは思えないくらいに保護者の集まりのスタイルが違っていて驚いた。

 

この状態で浦安全体の保護者の意見をまとめるのは実に大変だと思う。

 

PTAは大切な活動だと思うが、毎年のように浦安市P連の役員を引き受けて、まるでPTA活動が趣味やライフワークかのようにご尽力くださっている保護者がたくさんおられる。

 

それぞれの人たちにはそれぞれの感じ方があり、価値観があるので、自分としてはそのような保護者を否定するつもりも批判するつもりもないが、毎年のように役員を引き受けてしまうと、その人たちのカラーが出てしまったり、発言力が強くなってしまうことはないのだろうか。

 

自分なりの考えとしては、浦安市P連は大切な団体だと思う。

 

しかし、本気になって考察すると課題がたくさん出てくるわけで、それらを公開するのは角が立つのでよろしくない。

 

ただ、連絡協議会というのは、本当にこの形なのだろうかと。

 

気が付くと加盟校の保護者になって、お金も納めることになって、しかしその運営について意見をする時には単位PTAで話し合い、会長を通じて運営委員会で発言しなくてはいけないのか。

 

くどいようだが、日の出地区の場合、3つの小中学校があって、それぞれにPTAがある。

 

歴史が浅い日の出南小学校PTAは浦安市P連に加盟しておらず、日の出中学校PTAは浦安市P連を脱退した。

 

つまり、日の出地区においては、3校のPTAが分担するような浦安市P連での役割を、日の出小学校PTAだけが担っている形にならないか。

 

それでも浦安市P連に加盟していることの意味があるとするならば、どうして日の出南小学校や日の出中学校のPTAは浦安市P連に加盟していないのか。

 

これら両校のPTAは、浦安市P連に加盟していないことで、何か大きなデメリットがあったのか?

 

そんなことはない。子供たちは立派に成長しているし、学校もきちんと運営されている。

 

だとすれば、大人の配慮ということでここまで付き合ってきたのかもしれないし、スポーツ大会があるからと続けてきたのかもしれないが、この辺りで潔く市P連から日の出小学校PTAが脱退した方がストレスが少ないのではないか。

 

スポーツ大会が必要なら、会場を借りて新町の保護者で集まって開催すればいいじゃないか。

 

インターネットが普及する前なら、浦安市内のそれぞれの学校のPTAの代表者が集まってスポーツ大会を開催する必要があったかもしれないが、時代は変わった。

 

SNSで各校の担当者が繋がって、市の施設を予約し、ホームページもしくはPTAの配布物で周知すれば、きっと立派なスポーツ大会が開催できる。

 

研修会だって、もっと現実的なテーマで開催できるはずだ。

 

例えば、新町エリアには様々な職業のお父さんやお母さんたちがいる。中学生を対象として、そういった職業についての説明会を実施すればきっと有用だ。

 

そういえば、共働きで何人もの子供を育てて、全員が医学部に合格したというお母さんがおられた。医学部か否かは別として、彼女の仕事論や家庭論、教育論の中に、とても大きなヒントがあるはずだ。

 

新町エリアの保護者の中には、実際の液状化を経験していない若いお父さんやお母さんが増えてきた。すでに経験した保護者がパネルディスカッションをすれば参考になるはずだ。

 

というように、何か腑に落ちない気持ちでいたのだが、思考をめぐらす度に、「PTA連絡協議会の意義について考えている自分というのは、何かおかしいのだろうか?」という不安があった。

 

こんなことを考えてネット上で書き留めている時点で空気が読めない父親ではあるし、子供の頃から変わっていると批判されて同級生からイジメを受けて辛い思いをしたこともある。

 

そういった意味ではなくて、何か疑問があったとしても、社会心理学的に表現すると同調のような流れに乗って自らのメリットだけを考えた方が楽なわけだ。

  

自分たちの世代は、子供の頃、属する集団や社会の体制について従順であることが美徳だと教育された感じがある。

 

それらのシステムと対立するわけではなくて、多数の集団の方針と違った意見を言うだけでも圧力を受けるような。

 

そして、集団の中で孤立することを恐れ、個人の意見があっても自身で抑えてしまうような。

  

集団の方針に対して「それは違う」と意見すれば有形無形の圧力を受けたりもするし、社会生活を営んでいる限りは集団の考えに従わざるをえない場面は多々ある。

 

一方、違うと言い出す人が出てこなかったことで、集団自体が傾くという事例も多々ある。集団の方針というのは全ての人たちが考えて作り出したというイメージがあるが、そのコアになっている人たちは思ったよりも少なく、色々なことが関係したりもする。

  

「浦安市P連は必要だ。なぜならスポーツ大会を楽しみにしているからだ」と考えている保護者が浦安にたくさんおられたとする。

 

その時点で論理が部分的に不安定なのだけれど、考え方は人それぞれだ。

 

では、「スポーツ大会を行うことが、浦安市P連の本当の役割ですか?」と反論すれば、「それも各学校の保護者の間での繋がりにとって大切です」と反論されることだろう。

 

その反論に対しては、「どれだけの繋がりが出来ましたか? 何をもって繋がっていると言えますか? あなた方は、他の学校のPTAとスポーツで競って、勝ったとか負けたとか、優勝したとか何位だったとか、そういったことに関心があるのではないですか?」というディベートになるのか。

 

このテーマの議論においては、いくら多数派がスポーツ大会をベースとした運営を主張したところで、連絡協議会の本質を指摘されれば議論自体は劣勢になる。

 

しかしながら、人の心は低きに流れるわけで、ユウェナリスの詩を持ち出すまでもなく、議論で勝ったとしても、他者の心の中の流れまでは変えられない。

 

連絡協議会の本質だとか教育行政への保護者からの提言だとか、そういった難しい話よりも、ユニフォームを揃えて、勝った負けたとスポーツで盛り上がって、飲み会で盛り上がった方が楽しいだろうから。

 

逆に、意見を言った方は、空気が読めないと批判されたり、クレーマーだとかモンスターだと井戸端会議の標的になったり、意味深なツイッターで揶揄されるかもしれない。

 

中町エリアや元町エリアの保護者からは、「これだから新町は」と言われることがあるかもしれない。

 

PTAに限ったことではないけれど、最終的には「今から結論を出すには早すぎる。各世帯の意見を集めて議論し、必要ならば総会で議決する必要がある」という予定調和のストップが入り、次年度に課題が持ち越され、そのまま課題が保留されてしまうのではないか。

 

そうなると、連絡協議会のスタイルを変えたり、本質を重視しない保護者との間で議論を繰り広げるよりも、連絡協議会から単位PTAごと脱退してしまった方が話が早い。

  

自分としては、熟考した上での展開なわけだが、このような考えは間違っているのだろうか。

 

自分の考え方が変わっているから、このような結論に至っただけではないのか。

 

もっと考えれば脱退以外のルートを思いつくのではないか。

 

何だか不安になっていたが、他の小学校のPTAでも同じような意見があるそうだ。

 

以下、浦安市立小中学校PTA連絡協議会 平成28年度 第5回運営委員会 議事録より引用。〇〇は追記。

 

 

---- 引用ここから ---- 

 

舞浜小

市 P 連脱退の話が上がっていた。数年前から話があがっていた。そこで全世帯にアンケートを実施したところ、トリムバレー、ソフトボールのスポーツ大会に参加している以外の方は、人員的負担、費用的負担がかかるのであれば脱退した方がいいという意見がほとんどだった。

 

先日、〇〇会長にも来てもらって意見交換会を実施。95%脱退した方がいいという方々の中の出席が 2 名で、後はスポーツ大会の参加者だったが、市P連に参加するメリットについて、スポーツ大会に参加できるということくらいしか認識されていないという事実が分かった。

 

昨年の 12 月に県Pからの教育に関する署名運動があったが、本来そういうことが意味として大きい。市P⇒県P⇒日本Pとつながっていて、そういう団体が政治的な意味合いをもって学校教育に意見できる団体ということを認識していない。

 

今回は〇〇会長にも説明に来てもらって、舞浜小としては市P連継続ということで決定したが、他の小中学校も似たような状況かと思う。今後、市P連が子どもの学校教育制度に対して大きな発言力を持っているという意味合いを一般の会員に伝えていければいい。

 

---- 引用ここまで ---- 

 

 

中町エリアの舞浜小学校PTAにおいても浦安市P連の脱退が検討されているそうだ。

 

また、このPTAの会長の仰ることは、まさしく正論だと感じた。

 

ただし、ここで言う政治的な意味合いというのは、政治の場においても保護者の意見が尊重されているという意味で、政治活動そのものを示唆するものではないと理解している。

 

PTA活動と政治活動との間には明確な線を引くべきだと思う。

 

また、実際に市P連を脱退しようという意見が出てくれば、スポーツ大会を楽しみにしている保護者からの反対意見が出て、話がまとまらなくなるということも理解できた。大変勉強になる。

  

スポーツ大会の運営が、連絡協議会の本質なのかどうか。

 

自分のような一人の父親が、浦安市P連という大きな組織について考える意味さえないかもしれないし、近寄らなければ気にもならない話だ。

 

しかし、浦安市P連は、子供たちを守るために地域社会を変えることができる強力な組織だ。

 

その大きな力には大きな責任があり、必要なところで力を発揮して、環境を変え、子供たちを守ってほしい。

 

その取り組みは保護者の心に響き、信頼を集め、意義が高まると思う。