「ロードバイク、始めてみようかな・・・」人生に疲れたお父さんの背中を熱く押す (前編)

 

こんばんは。

 

保育園児のうちの子供が自宅でなかなかご飯を食べなくて、途中で宇宙から何かをダウンロードして頭の中のOSを更新しているみたいに身動きが止まって空中を眺めていたので、「あー、君が最後だよ。ご飯を食べるのが家族で一番遅くて、みんなに負けちゃったね」と注意したら、「あのね、パパ。勝つことに意味はないよ。負けることにも意味はない」という含蓄のある深淵な言葉で切り返されたので、「なんだ、悟りの最中だったのか」と納得したヒノデダッズムの僕です。

 

面白いので、そのまま育ってください。

 

最近、とあるお父さんから「ヒノデダッズムが更新されていて安心しました!」というメッセージがありました。

 

どうやら僕が思い詰めて死ぬんじゃないかと思ったようです。

 

僕が真面目に文章を書くと、かなり高い確率で「遺書みたいだ」と言われることがあるのですが、どうしてなんでしょうかね。

 

さて、このブログも開設してからかれこれ3年。

 

その間、お父さんたちからメッセージを頂いたり、他のお父さんたちのブログを拝見して勉強することもあるわけですが、ふと気付いたのです。

 

あくまで限定的なことではあるのですが、共働きの子育ての中で心身共に疲れ切ってしまったり、体調を崩して休職してしまったお父さんが増えてきたんじゃないかって。

 

誰かきちんと調べてくれると分かると思うのですが、僕がブログを始めた頃、「うつ」に関連したお父さんたちのプライベートなブログって、こんなにあったかなと不思議に感じるくらい。

 

この3~4年で、すっごく増えていませんか? 今までもそういったケースはあったけれど、表に出てこなかっただけという見方もありますが、一体、何が起こったんだと不思議に感じています。

 

うちのサイトは、「疲れた父親」とか「子育て 疲れた父親」といったキーワードで検索すると上位にヒットするので、そのページのアクセス数を眺めていると、疲れてしまったお父さんたちと繋がっている気持ちになることがあるのです。

 

でもね、共働きのお母さんたちから見ると、うちの妻も含めて「私の方が大変なのよ、どうして察してくれないのよ、どうして共感してくれないのよ」という気持ちなんだと思います。

 

夫婦共働きのお父さんたちの中には、もの凄く自然に家事や育児を担当して、むしろ楽しんでいる人もおられます。

 

一方、僕も含めてなんですが、もの凄く消耗している人もいます。

 

夫婦には様々な形があり、仕事にも家庭にも様々な形がありますから、一概には答えが出ない話なのだと、僕は思うわけです。

 

僕は仕事や家庭で疲れてしまった時、家族が寝静まった後の少しの時間、映画やYouTubeを観てウルウルすることが好きだったりします。

 

ほら、疲れた時って表情が固まって感情すら固まる気がするので、感動して涙を流すって大切だと思うわけです。

 

それで、ふと「イクメンって、最近、どうなんだろう?」と思って、YouTubeで「イクメン」と検索してみたわけです。

 

すると、きちんと動画が公開されていました。

  

2017年の1月から公開して約10ヶ月経過。

 

閲覧回数が2961回。

  

この動画、小栗旬さんに似た感じの男性を起用して、かなり頑張って作った感がありますよね。構図も練っているし、僕的には嫌いじゃないです。

  

でも...この数ヶ月、閲覧数を見つめていたのですが、あまり増えていないのです。

  

イクメンプロジェクトというのは、厚生労働省が担当して立ち上げて、たくさんの方々に支えられながら進んできたわけですが、ここまで閲覧数が少ないということは、一般のお父さんやお母さんたちまでメッセージが届いていないのではないかと思うわけです。

 

言っていることは決して間違っていなくて、「この状態を、どうにかせねば」と立ち上がったことは、とても大きいと思うんです。

 

でも、ナレーターさんが原稿を一生懸命に早口で説明しても、お父さんたちやお母さんたちの心には響かなくて、話題にもならず、結果、閲覧数も伸びなかったのかもしれませんね。

  

仕事と家庭の両立ができる素敵なお父さんは凄いと思いますが、やりたくてもできない職場だってたくさんあります。

 

成果主義とかリストラが進んでしまっていて、雇用さえ不安定になっている職場だってあるでしょうし、その中で、「いえ、私はワークライフバランスのために、残業はやりません」って言ってしまったら、どうなってしまうのか。

 

効率化していても残業しないと手に負えないほどの仕事が積み重なっている時があったり、自分は違うと思っても幹部が仕事を乗っけてきて、拒否できない状況だってあるわけです。

 

職場が変わらない状態でワークライフバランスを求めようとすると、「根性で仕事と家庭を両立させるんだ!」という感じの精神論になってしまって、逆に子育て世代のお父さんたちを追い詰めてしまうかもしれないと感じたりもします。

 

しかし、最近では「イクメン」というよりも、「イクボス」が大切だということで、管理職の意識を変えようという取り組みが始まっているようです。

 

「そうか、ポイントはそこなんだよな」と共感しました。

  

それと、先ほどのイクメンプロジェクトの動画の場合、あえてメッセージを減らして、映像や音声の中でメッセージの行間を察してもらうような、全体として心に響くような作品だったなら、もっとたくさんの人たちに届いたと思います。

 

大切なことは、取り組みを伝えたい人たちの気持ちと、それを観る人たちの気持ちがシンクロして、共鳴することなんじゃないかな。

 

そう考えると、企業のコマーシャル動画というのは完成度が高いと思います。実際に観て勉強することにしました。

 

なお、ヒノデダッズムはこれらの動画を公開している会社とは営利的な関係にありません。

 

MOM'S 1ST BIRTHDAY ママも1歳、おめでとう。|パンパース公式

 

心温まる動画ですよ。本当に素晴らしい。

 

妻から見て夫に求めることは、「察すること」とか「共感すること」だと、うちの妻から叱られたことがあります。

 

登場するお父さんたちもパパスイッチが入ってますね。

 

今でこそ、こんな疲れたお父さんになってしまいましたが、僕だって昔はこうだったんです。

 

子育ては、ここまでも大変ですが、ここからも大変なんですよね...

 

【ヴォクシー】父になった篇 90秒

 

これは凄い。パパブースター全開です。

 

なんと、この動画、お母さんが全然、出てきません。お父さんと息子だけ。とてもガチです。

 

でも、身近にも、こういった感じで男の子を育てているお父さんたちって多いです。

 

どうしてなのか分からないのですが、子供が産まれてお父さんになると、なぜか大きな車に家族を乗せて走りたい気持ちになるというか、家族を守らねばという本能がやってくるというか。

 

そのグッと来る衝動をきちんと文章にして映像化するって、大したものだと思いました。

   

Loving Eyes -Toyota Safety Sense

 

こちらは、女の子を育てているお父さんたちなら、高い確率で感極まって泣いてしまう動画。

 

またしてもトヨタのCMなのか。かなり感性の鋭い脚本家とかが参加しているのかな。

 

お父さんと娘さんの両方の目線から同じシーンを構成するって、泣けますよ。

  

この動画に限らず、お父さんたちって、娘さんが結婚式で手紙を読んでくれると嬉しさと寂しさでウルウルしてしまって、お孫さんが産まれた途端に「お父さんモード」から「ジイジモード」に変化しますよね。

 

新しい人生の生き甲斐が見つかったみたいに。

  

男の子ばかりの家族も素敵ですが、女の子がいる家族のお父さんたちはラッキーだと思ってしまいます。

 

サイボウズワークスタイルドラマ「妻の言い分」イラストアニメバージョン

 

しかし、特に、共働き世帯においては子育ては幸せばかりではなくて、とても大変で苦しいわけです。

 

仕事と家庭の両立だけではなくて、家庭における夫と妻の不満、お互いの気持ちのすれ違い。

 

そういったモヤモヤした形の見えない内面を、妻と夫の両サイドから表現していて、とてもメッセージ性の高い作品に仕上がっています。

 

こちらは「妻の言い分」編です。

 

「そう、そうなのよ!」という感じだと思います。

 

僕も妻に言われたセリフがいくつもあります。

 

サイボウズワークスタイルドラマ「夫の言い分」イラストアニメバージョン

 

そして、こちらが「夫の言い分」編です。

 

もう、これ、僕の心の中をイラスト動画にしたんじゃないかってくらい。

 

共働き夫婦の心の葛藤が鮮やかに表現されすぎていて驚きます。

 

大きなプレゼントを買ってきて、妻からクールに対応されたというエピソードは、実際にうちでもありました。

 

お互いの意見を言って対立すること自体が疲れるので、喉まで上がってきた気持ちを声にせずに飲み込んで無口になるとか。

 

共働きに限ったことではないと思いますが、女性同士のコミュニケーションでは「察すること」や「共感すること」が大切で、話し合うことが大切。

 

それは分かるんですけど、夫婦のコミュニケーションで同じことを求められても、難しい時は難しいと思うのです。

 

妻が他のお母さんと話している時のように、夫に対して優しく接してくれればいいのですが、最初からガツンと来る時もありますし、そうなると夫としては萎縮してしまったりもするんです。

 

結婚した当時の優しい妻が、まるで別人になってしまったような感覚があって。

 

でも、妻としても余裕がなくて、「違うの、そうじゃないのよ。どうして分からないかな・・・」という感じになって。

 

夫から見ると、妻の心を察するのは難しくて、時にコミュニケーション自体が億劫になって、さらに不満が溜まるという...

 

それと、僕の場合にはロードバイクとかブログですけど、スマホゲームを趣味にして精神的な逃げ場を求めてしまうのも分かります。

 

うーん、さすがサイボウズだと感心しました。

 

これからの夫と妻のバランスとか、新しい日本社会のあり方を真正面から受け止めてメッセージを発信して、本当に尊敬できます。

 

特に、共働き世帯の歪みが生じる部分、理解する必要がある部分、それは、ここなんですよね。

 

でも、なかなかそれが難しくて、夫婦の関係に亀裂が入ってしまったり、疲れてしまったり。

  

牛乳石鹸 WEBムービー「与えるもの」篇 フルVer.

 

そして、僕なりに非常に大きな衝撃を受けたのはこちらの作品でした。

 

少し前、ツイッターを中心としてネット上で炎上していましたね。

 

でも、すっごく考えさせられて示唆に富む作品だと、僕は思います。

 

お母さんたちから見ると、「けしからん!」と感じるかもしれません。うちの妻だって、「炎上するよね、お母さんたちの気持ちを考えると...」という感想でした。

 

一方、「共感できる、何が悪いんだ!」と反論する人も散見できます。

 

共働きで子育てをやっているお父さんたちなら大なり小なり感じる、けれど声を大にして言えない気持ちを直球ど真ん中で投げ込んだ感がなくもないです。

 

この動画は、どちらか一方に意見が傾くことを意識していなくて、問題提起としてメッセージを発信したのだと思います。

 

だから、喧々諤々の議論が起こって当然で、そういった議論にこそ意義があるんじゃないかと思いました。

 

公開しても閲覧数が全く伸びないイクメンプロジェクトの動画よりも、ずっと大きな意味がありますよ。

 

僕だって、辛い気持ちを言い出せなくて、お風呂に行って牛乳石鹸で全身を洗う時があって、確かにこういう気持ちになることがあります。

 

あの香りって、自分が子供だった時から変わっていない気がして、とても落ち着きます。

 

ほんと、父親って大変ですよね。

 

もちろん、父親の喜びというのはたくさんあって、それは素晴らしいことだけれど、楽しいことばかりじゃありませんから。

 

この動画の企画に携わった人たちは、現役のお父さんたちだと思うわけです。

 

そして、彼らが父親の疲れを表現して、お父さんたちを労おうとして作品をつくったら、一部のお母さんたちから、あくまでネット上での話に過ぎませんが、猛反発がやってきたという形でしょうか。

 

炎上とかって言われて辛かったかもしれないけれど、きちんとお父さんたちの心には響いたと思いますよ。

 

そうそう、「辛辣なツイートを飛ばすお母さんたちって、リアルな世界だとどんな感じなの?」って思ったことはないでしょうか。

 

お母さんに限ったことではないですが、浦安市にはたくさんのツイッターユーザーがおられて、ふとしたきっかけで本人とお会いすることがあります。

 

「ドコドコに行ったよ」とか「街でこんなことがあったよ」とか「こんな風景を見たよ」とか、そういったホノボノする素敵なツイートを発信している人はたくさんおられますが、中には、かなり激しいツイートを発信されている方もおられます。

 

しかし、僕なりの感覚では、そういったツイッターユーザーのリアルな姿が、とりわけ攻撃的だと思わないですし、変わっているとも思いません。

 

普段、表に出てこない内面が、ツイッターというツールによって露出するのでしょう。

  

完全な僕なりの勝手な推測ですけど。

 

それも人の心の内面だと思いますし否定はしませんが、「これは違うと思うな」と感じたとしても、ある程度の思いやりは必要だと僕は思うわけです。

  

例えば、通勤電車で人身事故が起きたら、ツイッターユーザーは「迷惑だ!」とか「遅れるだろ!」といった感じで不満をネット上に放出しますよね。

 

人が大怪我をしたかもしれない、もしくは人が亡くなったかもしれないのに、どうしてそんな言葉を発信できるのかなと。

 

実名のフェイスブックでは明るく爽やかな投稿を続けて、匿名のツイッターでは罵詈雑言を吐き続ける人も珍しくないと思うのですが、こんなに二面性がある国は世界でも珍しいという記事を読んだことがあります。

 

そういったことをやっている人たちの意見が、大多数の日本人の意見なのかというと、僕は違うと信じたいです。

 

あくまでSNSを趣味にしているネットユーザーたちの意見だと思います。

 

この動画を炎上させて叩いた人たちが何千人いるか分かりませんし、ツイッター上では大多数かもしれないし、それは人それぞれの感性の違いなのだから仕方がないですけれど。

 

 

牛乳石鹸の話もそうですが、自分には火の粉が降りかからない立場から上から目線で厳しい言葉を投げ捨てたり、他者を誹謗中傷することがありますが、それで気分が晴れるのでしょうか。

 

小中学校で生じているイジメにおける集団心理とどこが違うのか、僕には分かりません。

 

しかし、ネットをあまり使わないお母さんたち、もしくはこれからお母さんになる女性の人たちが目にしても、大なり小なり、「あれ?」という気持ちになるのも理解できるわけで、どこまで議論しても帰結しないテーマなんだと思います。

 

だって、夫婦にも様々な形があるわけで、夫にも、妻にも、様々な考え方がありますから。

 

ただ、一部のネットユーザーも同じコメントを出していましたが、僕なりに感じたことがあります。

 

この動画を叩いているお母さんたちが理解できているかどうか。

 

もしくは、ご自身の家庭が同じ状況になった時、同じように辛辣な意見を言えるかどうか。

 

うちの妻にもその背景を説明したのですが、理解してもらえません。

 

「このご時世で、家事や育児に抵抗があるのは良くない父親だ」という主張を決して曲げないわけです。

 

いや、僕が言いたいのはそうじゃなくて、牛乳石鹸のお父さんの状態なんですよ。

 

リアルな世界だとしたら、このお父さんは深刻な状態だと感じました。

 

冒頭のお話で、仕事と家庭で消耗しているお父さんが増えたんじゃないかという推察に繋がるものがあったりします。

 

どうして深刻なのか? 

 

眼球があまり動かなくて、顔に喜怒哀楽がなくて、常に気だるく、反応もなくなっていて。

  

40代~50代まで勤め上げたお父さんたちなら、このお父さんの表情や動作を見れば分かりますよね。実際にこうなってしまった人を見たことがあると思います。

  

彼は、すでにメンタルを痛めつつある、もしくはメンタルを痛めてしまった状態なんだと感じました。しかも、妻がその状態に気付いているとは思えない。

 

子供の誕生日に飲んでいたとか、ゴミ出しをする時に嫌な顔をするとか、そういったレベルでこの動画を批判している人たちは、たぶん気付いていないですね。

  

働き盛りのお父さんたちが、朝、突然動けなくなってしまうといった話は珍しくありません。

  

僕は独身時代、「どうして妻が夫の変化に気付かないのだろう?」と不思議に思ったことがありました。

 

共働きが普通になってきた現在でも、夫が世帯の収入を支えていることが多いわけです。

 

逆に妻が世帯の収入を支えている家庭もあると思いますが、その場合には逆に考えれば分かります。

 

 

もし、世帯の収入を支えている夫が、メンタルを痛めて長期に仕事を休んでしまったら、その間の収入は減ります。

 

さらに、夫が働けなくなって、仕事を退職したら、さらに家計は厳しくなります。

 

育児とか家事が少ないとか、そういったレベルの話ではなくて、今までの家庭の状態を維持できなくなるかもしれない。

 

メンタルを痛めて働けなくなってしまったお父さん自身もすごく辛いだろうし、苦しむだろうし、子どもたちだって心配してしまうだろうし。

  

でも、実際に家庭を築いてみると、妻がわざと無視しているとか、そういったことじゃなくて、夫がどの程度疲れているのか判断が難しいのかなと感じます。

 

もちろん、逆のパターン、つまりお母さんの疲れもあると思いますが、今はお父さんに限って考えます。

 

特に、共働きの場合は余裕がないわけで、お父さんがメンタルを痛めて辛くなってしまっているのに、お母さんたちがそのことに気付かず、単純に「夫が非協力的になった」とか、そういった見方でフラストレーションを溜めてしまうケースがあるのかなと。

 

では、この動画のお母さんはダメなのかというと、そんなことはなくて、家庭やお子さん、夫のことを大切にしている優しくて素晴らしい女性だと思います。

 

「うちだったら、この程度では収まらない」と苦笑いするお父さんたちがほとんどかもしれません。

 

けれど、この内容を見る限り、お母さんは、お父さんのメンタルの変化に気付いているのかどうか、とても不安になります。

 

この動画はフィクションだけれど、リアルな状況で同じことが起こっているんじゃないでしょうか。

 

「交際を始めた頃からこうだった」という話だったら安心するのですが、彼のスマホの待ち受け画面に映っていた笑顔が、作中で全く出てこないのは、どうしてだろうか。かなり追い詰まっているんじゃないかと。

 

この家庭の将来を想像すると、お風呂でリフレッシュするとか、ストレスを洗い流すとか、そういったレベルではなくて、お父さんがガクッと崩れて寝込んでしまうシーンが見えて、「何とかせねば!」という気持ちになってしまったりします。

 

でも、仕事と家庭で疲れて、こんな感じになってしまっているお父さんって、日本中にたくさんおられると思うんです。

 

サイトへのアクセス数を見ても、お父さんたちから送られてくるメッセージを眺めても。大手新聞社の記者の方から問い合わせがやってきたこともありました。

 

ここが不思議だと思うのですが、お母さんたちって、お父さんがメンタルを壊した時の大変さをあまり分かっていないのかなと感じることがあります。

 

自分の夫はメンタルを壊さないとでも思っているのだろうか。

 

体調不良になってクリニックに通うことになって、それですぐに治ればよいのですが、本当に辛い状況で頑張っておられる人が多いはずです。

 

しかも、今まで順調だったからといって、ずっと順調だとは限らないわけです。従業員の場合にはパワハラばかりやる上司の下に付いたり、無理な残業を押しつけられたり。

 

経営者だったら事業が傾いたり、赤字が続いて不安になったり。

 

お父さんたちって、そういったことで一気に追い詰められることがありますから。

 

そういった弱音を吐くことさえ許されない社会になってほしくないと、僕は思います。

 

家庭を築くって、こういった苦労ばかりではなくて、喜びとか安心とか、本当にたくさんの素晴らしいこともありますからね。

 

というように色々と考察すると、やはり夫の心身の健康は、夫自身が守るべきで、妻であってもあまり頼り過ぎてはいけないと、僕なりには思うわけです。

 

僕たちの世代は、自分が子供の頃に見た父親とは違ったスタイルの中で生きている、もしくは生きようとしている感があります。

 

そのことに抵抗がある人もいます。僕だってそうです。

 

同時に、「社会自体が大きく舵を切っている状況だから、個人の努力では必ずしも変わらない、もしくは負荷がかかることがあっても当然なんだよね」と納得することもあります。

 

「自分の父親とは違う、新しい父親像が始まる時期に父親をやっていたんだな」と何だか意義深く感じることさえあるのです。

 

僕たちの世代の父親たちが、これから育児に入る若い人たちを応援できるイクボスになったら、この社会はきっと、もっと働きやすくて、子育てしやすい社会になるはずだと。

 

で、僕は思ったわけです。

 

このお父さんに限らず、父親には、仕事と家庭以外に熱くなれる「何か」が必要なのだと。

 

ボーッとしている時間がもったいないです。

 

だとすると、「趣味」...できれば「運動」だなと。

 

僕はロードバイクが趣味なのですが、牛乳石鹸のお父さんをロードバイクに乗せて、荒川サイクリングロードを走り回りたい気持ちになったりもするわけです。

 

完全にメンタルを痛めてしまったら大変かもしれないけれど、今なら全然、間に合うなと。

 

ロードバイクを始めると良い意味で忙しくなりますから、自分の父親の背中とかを追っかけている暇がありません。トレイン走行で仲間の背中を追っかけないといけませんから。

  

そして、「熱い」と言えば、このお父さんです。

 

ブログを書いているパソコンの温度が上がってきた感があります。

 

もしも、松岡さんみたいに熱い人が、牛乳石鹸のお父さんみたいな感じになっている人を誘って、ロードバイク乗りにしようとしたら、どんな感じになるのかなと、何だか面白くなってきました。

 

昔、2ちゃんねるのスレッドでよく似た感じの掛け合いがありましたよね。あれ、すっごく楽しかったので、「ロードバイクとお父さん」というテーマで一人芝居をやってみようかと思います。

 

後編につづく。

 

→ 「ロードバイク、始めてみようかな・・・」人生に疲れたお父さんの背中を熱く押す (後編)