日の出保育園の付近の子供達を自動車の危険から守るために、標示板と路面標識を新しくしてもらう

2016年5月22日

 

最近のヒノデダッズムは、シリアスな内容が続いている。

 

まるで遺書のようだ。

 

しかし、自分が父親になると、想像以上に時間が早く流れてしまう。子育て中に何を感じ、何を考えていたのかを忘れつつあることに気付く。

 

これもまた父親としての記録であり思い出だ。

 

そもそも、ブログというのは、そういった用途で始まったような気がする。

 

保育を含め、子育てにおける社会の課題がなかなか解決しなかったのは、子育ての時期があまりに忙しく、その時期を越えると当事者としての意識が薄れることにあるのではないかと本気で思う。

 

さて、自分は、交通安全について非常に敏感なタイプの父親だ。

 

休日は趣味であるスポーツ自転車(ロードバイク)に乗って、トラックが走る車道を疾走しているが、通勤時のママチャリに乗っている時はジョギングしている人に追い抜かれるくらいの安全走行を心がけている。

 

ロードバイク乗りの人達なら分かることだと思うが、車道をロードバイクで走る時よりも、歩道をママチャリで走っている時の方が怖い。

 

キープレフトどころか、人が密集した中をママチャリで縫うように走って行ったり、赤信号でも構わずに横断歩道を走る人を見かけると、本当に怖くなる。

 

新浦安の場合には歩道が広いこともあって、かなりのスピードで自転車が走っている。もう少しバスの便を良くしてほしいと思う。

 

自転車に乗っている場合、聴覚というのは非常に大切なのだが、ヘッドホンを付けて走っている人が結構いる。

 

驚くのは、ヘッドホンを耳にかけた上に、スマートフォンでラインをしながら自転車に乗っている人がいる。前を見ていない。

 

さらに、ヘッドホンを耳にかけた上に、スマートフォンを右手に持って、左手に飲み物を持ちつつハンドルを押さえて、実に器用に走っていく人さえいる。

 

都内の場合には、危険な自転車運転については警視庁が取り締まりをしているようだが、浦安の場合はどうなのか。

 

交差点で立っているシルバー人材の方から注意されて逆切れしている市民を見かけたこともある。

 

そして、浦安市内でも自転車と歩行者の衝突事故が起きている。

 

新浦安を歩いていると、事故を見かけた市民からの情報提供を求める立て看板が結構立っていたりもする。

 

浦安のプロモーションに関わっているサイトには掲載されない情報かもしれないが、それがこの街の現実だ。

 

23区と比べてどうなのかと言われれば、あまり変わらないという返事しかない。

 

自転車よりも怖いことがある。自動車だ。

 

自分が所帯を持って引っ越そうかと考えていた時、浦安の新町エリアに住みたくないと思ったことがある。

 

自動車の通行量がかなり多い。それなのに、ガードレールや横断歩道の信号機が少ない気がした。

 

小さな子供が歩道を歩いている真横を、自動車が勢いをつけて走っていく。何かの拍子で転んだら大変なことになる。

 

普通だったらガードレールを用意して歩行者を守るのだろうけれど、新町の場合には何もないことが多い。

 

頻繁にロケが行われる美しい街並みとは言うけれど、自分は、美しい街並みよりも、安全な街並みを望む。

 

交通安全についてシビアな自分にとって理解ができないことがある。それは新町エリアだけではなくて、新浦安全体に言えることだ。

 

ここまでガードレールが少なく、歩行者のすぐ近くを自動車が走る状況。しかも、赤信号でも突き進んでしまう自転車が多い状況の中で、自動車のスピードが速い気がする。

 

朝夕は、市民がマイカーに乗って忙しそうに運転しているように感じる。新町エリアの場合には、高級な乗用車に乗った市民の皆さんも結構いる。

 

もし、歩行者と接触して怪我を負わせてしまったり、衝突して死に至らしめるような事故を起こしてしまったらと考えないのだろうか。

  

保険に入っているといっても、事故が起こってそのままの生活を維持できるとは思えない。相手の方への申し訳ない気持ちを背負って生きていくことになるだろうし、自分の家族の将来にも影響することだろう。

 

自分自身、常に心掛けたい。

  

 

そして、自分がここまで交通安全に神経質なのは、当然ながら理由がある。

 

いくつも理由がある。

 

自分が子供の頃に、実際に大型のオートバイにはねられたことがある。子供の視野というのは限られていて、何が起こったのかよく分からなかったが、運転していた大人の顔面が蒼白になっていたことを覚えている。

 

不幸中の幸いなのだが、身体の上をオートバイが走って行った割には怪我が少なくて助かった。当たり所が悪ければ死んでいたと思う。

 

自分の実父は真っ当な職業だったが、屈強な体躯と厳つい風体のために、よく勘違いをされることがあった。

 

現場に駆け付けた父は、すでに凍った表情の運転手に穏やかに注意していたが、逆にそれが怖かったようで、小刻みに震えていた。

 

そして、父は、自分の息子が無事だと分かると、思いっきり拳骨を息子の頭に落とした。

  

頭や頸椎に怪我をしていたらどうするつもりだったのか。

 

ただし、その時の父親の目が真っ赤になっていた。事故への怒りではなくて、無事だったことで気持ちが高ぶっていたのだと思う。

 

自分が父親になってみて、彼の気持ちがよく分かる。

 

 

自転車同士の事故に巻き込まれたこともあった。小学生の頃、交差点を抜けようとしていたら、ビーバップハイスクールのような格好をした高校生が二人乗りで走ってきてぶつかった。

 

気がつくと路面に顔をつけていた。足首の皮膚が裂けて血が流れていた。

 

高校生達が自分を背負って、自分の父のところに連れて行ってくれた。普通なら救急車だろと子供心に思った。

 

今から振り返ると、父が自営業だったので、子供としては安心だった。町で何かに巻き込まれても、すぐにやってきてくれるような感じだった。

 

そして、案の定、その高校生二人組はゴリラのような厳つい父の前で凍っていた。父は彼らを一喝した後、普通に帰してしまった。

 

自分が父親だったら、警察を連れてきたり、高等学校の校長室に行くくらいのシチュエーションだと思ったが、それが父のやり方だった。

 

自分は交通安全に厳しい割に、走り屋アニメの頭文字Dを見るのが好きだ。主人公の藤原拓海の父親である藤原文太を見る度に、父の若い頃を思い出す。

 

まさに藤原文太のような父だった。というか、今もそうだ。

 

足から血を流している息子を見て、特にうろたえることも、慌てることもなく、一言。

 

「縫ってもらわないと、塞がらないな、こりゃ」

 

糸で縫うのは服や布だけではないと、小学生の時に知った。

 

老紳士のような医師が、大きな注射針で麻酔をかけようとした時、さすがにそれはあんまりだと思ったので泣き叫んだら、麻酔もそこそこにゴリラのような父に押さえつけられて縫合が終了した。

 

泣き顔がおさらまらない息子に向って、「あはは」と笑っていた父の気持ちが、今になってよく分かる。

 

そんな父が、今、祖父になった。息子が事故にあっても動じることがなかった父が、孫の話になると心配で仕方がないようだ。何かある度に、孫のことを心配している。

 

ヨチヨチ歩きの孫がテーブルに頭をぶつけそうになった時、父が「オオっ!」と悲鳴のような声を出した時、なんだそりゃと思った。

 

けれど、その時の彼の気持ちは、自分が祖父になった時に分かるのだと思った。

 

 

これらのエピソードというのは、自分にとっては大変だったけれど、大した怪我ではなかった。最も強烈に頭に焼き付いていることがある。

 

中学生時代に部活で一緒に汗を流した同級生が、自動車にはねられて亡くなった。

 

あまりにショックが大きすぎて、その当時に何を思ったのか、何を感じたのか、あまり記憶が残っていない。

  

同級生はさぞかし痛かったことだろう、無念だったことだろうと、深く悲しんだ。ご家族も大変な心痛に苦しんでいることだろう。

 

 

同級生の死というのは、自分にとって大きな衝撃だったけれど、事故現場を目撃したわけではなかった。

 

その後の自分の人生で、交通事故に巻き込まれた人が、どのような傷を負うのかということを知って、さらに交通安全に敏感になった。

 

膝と足首の間。つまり、脛の部分が直角に折れ曲がって、骨が飛び出している状態を見たことはあるだろうか。

 

そのような外傷を受けた人が、どのような悲鳴を上げるのか知っているだろうか。

 

自動車だけでなくて、自転車と衝突した場合にもありうることだが、頭部に激しい外傷を受けて、頭蓋骨が陥没した状態を知っているだろうか。

 

患者さんがストレッチャーに乗せられて、ERに運ばれて、医師や看護師が必死になって命を救おうとする。

 

病院で泣き崩れるご家族。

 

 

自分は自動車の免許を持っているが、運転があまり好きではない。家族と外出する時には、公共交通機関を使えるのであれば、それらを使う。

 

浦安という街は、もっと交通の危険についてシビアになった方がいいと思う。

 

 

ということで、自分は交通安全について非常にうるさい。

 

少しでも危険だと思える場所に気付いたら、積極的に浦安市や警察署に相談することにしている。

 

 

幸いにも、浦安警察署の皆さんは、交通安全について非常に丁寧にご対応くださっている。

 

市民と警察との心の距離の近さは、浦安の良いところだと思う。東京に住んでいる時よりも気軽に警察官に挨拶しているし、浦安警察官の皆さんは市民に対してフレンドリーに接してくださる。

 

浦安警察署の皆さんは、ディズニーや鉄鋼団地、千鳥の配送所を目指して他府県からやってくる多数の自動車にもケアしながら、かつ人口密度が高い街の交通安全を守るのは大変だと思う。

  

他方、浦安市役所の場合には、真面目に取り組んでくださっているのだが、さらに危機意識が必要だと思う。

 

しかし、浦安の行政は市民の声を大切にしてくれる。

 

街の不具合に気がついていないだけというシチュエーションも結構ある。つまり、市民が知らせれば、結構対応してくれる。

 

子供達の安全を守るのは父親の役目だと思う。

 

日の出保育園のリフォームが始まる前の頃だったろうか。

 

子供を保育園に送っていった時、写真の左上の標示板が劣化していることに気付いた。

 

 

 

これは厳しい。

 

写っていないが、路面標識も剝げてしまっていた。

 

この保育園の保育は素晴らしいと思うのだが、子供達を守るというのは、門の中の話だけではない。どうして気付かないのか。

 

保育園の職員の皆さんは一生懸命に仕事に取り組んでくださっているのだが、周辺環境の安全確保については、職員任せにせずに、保護者にも責任があると思う。

 

ということで、保育幼稚園課の熊川課長さんに相談した。

 

彼とは、浦安保育フォーラムの役員をやっていた時からの間柄で、歳の離れた友人になってしまっている。

 

彼が優れているのは、驚くほどに高い記憶力だ。それぞれの保育園や幼稚園の設立時期とか、現在の課題とか、それぞれの園の園長がどのように市内の施設を異動しているとか、保護者からどのような要望を受けたといった内容を紙ではなくて頭の中に記憶している。

 

保護者との意見交換会で、お茶が出た年度と、全く何もなかった年度まで記憶していて驚いた。

 

それと、熊川さんの良い点というのは、いかにもな市職員ではなくて、非常に距離の近い親戚のおじさんのような雰囲気だと思う。初対面だと少し愛想が悪いかもしれないけれど、話しこむと笑顔が素敵だし、数年経つとまた会いたくなるような感じだ。

 

浦安の公営保育園の保護者の場合、園長を飛び越えて、市役所に相談するケースは結構ある。父母会と園長との間で意見の衝突があったりもする。

 

どうしてそうなのか。

 

もちろん、園長先生方もご尽力くださっているのだが、その理由は、公営保育園に子供を預ければ分かる。

 

浦安保育フォーラム時代に保育幼稚園課の方から「保育園の施設で何か修繕が必要な個所があったら、気楽に相談くださいね!」という温かい言葉を頂いていたので、遠慮なく相談する。

 

園長にも相談したのだが、当時の園長は門の外は保育園ではないという意見だった。これは自分が曲解したことではなくて、そのままのフレーズを直接言われたこともあった。

 

確かに一理あると思った。

 

保育園の前の歩道や道路というのは、保育園が管理しているわけではない。

 

ただし、保育士が子供達を連れて近所の公園や空き地に行く時には、門の外に出る。

 

送迎の時に親子が自宅から空中を飛んで門の中に移動する訳でもない。

 

そうなると、保育園サイドとしては、周辺の安全確保も責任の範疇に入ると思うのだが、それらは市の責任になるのかもしれない。

 

ただ、これは浦安の公営保育園の職員全体に言いたいことだが、子供達の安全というのは、本当に園の中だけで済むのか? それが、子供達を守り育てる存在として本当に正しい認識であり、責任なのか?

 

交通安全の標示板や路面標識だけで子供達を交通の危険から守りきれるわけではないが、とにかく出来る限りのことをやりたい。

 

しかし、浦安市の対応は凄まじかった。

 

保育幼稚園課から、交通安全課などの関係各課に速やかに情報が伝達され、実際に職員が現場を確認してくださった。

 

浦安市の場合、このような修繕についてのレスポンスが速い。予備費のような予算が確保されているのかどうか分からないのだが、普通だったらありえないレスポンスだと思う。

  

これは、浦安市に住んでいて良かった点だ。

 

市役所の中の人達だけで市内をサーベイするのは大変だ。自分が彼らの目となろう。

 

うるさい市民かもしれないが、自分の分身が市内を廻って情報を集めてきてくれると考えれば、非常に有用な存在だと思う。

 

確かに劣化しているということで、年度内の予算で交換もしくは再塗装してくれるという話になった。

 

市役所の中の人達にとっては、声の大きい市民かもしれないが、この市民は、市役所の取り組みをきちんとブログで発信してくれる。

 

 

素晴らしい!!

 

 

ちなみに、夜間に光を当てるときちんと反射してくれたりもする。

 

非常に目に入るイラストだ。

 

その方向に子供が飛び出すと、道路ではなくて保育園に入ってしまうのだが、細かいことはヨシコさんにしよう。

 

浦安警察署という文字は、防犯の点からも意味がある気がする。

 

日の出保育園を通り過ぎると、すぐ横に児童育成クラブがある。その向こう側には公園がある。

 

公園はともかく、児童育成クラブというのは小学校の中、もしくは小学校に隣接する形で設置するのが普通だ。

 

しかし、日の出保育園の真横に児童育成クラブがある。

 

児童育成クラブを日の出小学校の中に設置して、日の出保育園の横の土地に駐車場を用意しておけば良かったのだと思う。

 

カーブの付近だと言っても、色々な工夫をすれば駐車場を設置できたはずだ。

 

どうして、この場所に児童育成クラブを設置したのか理解できない。

 

現場では、小さな子供達が、日の出小学校から離れた児童育成クラブに通うために道路を横切って歩いている。

 

他方、日の出保育園の保護者の皆さんは離れた場所にある臨時駐車場と保育園とを往復している。

 

つまり、動線がクロスしている。

 

 

どのような経緯なのか知らないがと言いたいところだが、本当は背景を調べたので知っている。

 

保育園の横に児童育成クラブがあれば、兄弟の送迎が楽だとか、そんな短絡的な発想だったのだろうか。

 

日の出幼稚園の真横に土地があるのに。

 

最も優先すべきことは、小学生達の安全だと思う。だとすれば、児童育成クラブは小学校の中、もしくはすぐ近くにあってほしい。

 

こんなに離れた場所に児童育成クラブがあるのは、日本全国だけではなくて、浦安市内でも珍しいのではなかろうか。

  

 

とはいえ、一市民がそんなことを思っても始まらない。

 

「学童の付近の標示板も古くなっているので、新しくしてくれませんか?」とお願いしたら、きちんと標示板を用意してくださった。

 

すごいじゃないか、浦安市。

 

この近辺の道路は、最近、アスファルトを塗りなおす作業が行われた。

 

その作業の時に、「保育園アリ」の標識も新しくしてもらったようだ。

 

浦安市が市民との約束を守ってくれたことに感動した。

 

ディズニーに来た車が日の出地区をウロウロしている光景は見たことがないが、マンション群が多いので、作業や配送のために不慣れな業者が走ってくることもある。

 

 

これらの対応だけでは必ずしも十分だとは思えないが、子供達を守るためには、出来る限りのことをやっておきたい。

 

ご対応くださった浦安市の関係各課の皆さんに心より感謝申し上げる。

 

施設やサービスも大切だと思うが、子供達を守ろうとする行政の姿勢は、市民の心にグッとくると思う。