夫婦の会話⑤:フクロウ夫婦に変身してみる


2015年2月4日

 

夫:なぁ、僕は立ち直れるのだろうか。。。

 

妻:え? もしかして、例のこと?

 

夫:うん。

 

妻:気にしない。気にしない。

 

夫:気にするさ。ショックだよ。

 

妻:まあ、わたしもビックリしたけどね。

 

夫:そうさ。僕は何だったんだと思ったよ。

 

妻:そうね、、、それはショックだと思うわ。

 

夫:まさかと思ったよ。自分を信じられなくなった。

 

妻:そうね、、、わたしも、あなたがそこまで変な人だとは思ってなかったわ。

 

夫:そうさ。まさか、昨日の夜、新浦安駅から自転車で帰ってきて、途中のコンビニに寄って、自転車を忘れて帰ってくるなんて、ショックだよ。

 

妻:わたしもビックリしたわ。それで、今朝、「行ってきます♪」って、家を出て、すぐに帰ってきて「自転車、盗まれた。。。」って。(笑)

 

夫:そう。愕然としたよ。僕の自転車って、ABUSの多関節ロックという超強力な鍵を付けているんだ。大型のボルトクリッパーでも切断できないくらいゴッツイ鍵だ。

 

妻:ただの子供乗せ自転車にしては強力よね。

 

夫:うん。しかも地球ロックでマンションに固定していたんだ。あの鍵をつけたママチャリを盗まれたと思って、愕然としたよ。こんなチャイルドシートがついた中古自転車を盗む意味は何なんだと。そして、多関節ロックの努力は何だったんだって。

 

妻:あはは。っで、犯人のプロファイリングまでやってたよね?

 

夫:うん。結局、犯人の目星はつかず。。。諦めてションボリしながら歩いて出勤していたら、コンビニの前で僕の愛車がションボリと待っていたよ。


妻:あはは。自転車、可哀想♪

 

夫:帰り道にコンビニでアイスコーヒーを買って、こぼさないようにしようとして、勢いで歩いて帰ってきちゃったんだと思う。でも、記憶が抜け落ちていたんだ。

 

妻:あなたって、考え事をしていると、何も聞こえなくなったりするからね。昔からだけど。

 

夫:そうなんだ。何かに集中すると、まるで別の人に入れ替わった感じになるんだよね。

 

妻:ぷぷっ! あははは、ははは!

 

夫:君、笑い過ぎだろ?

 

妻:だって、わたし、その人のこと、知ってるもん。出会った頃からあなたの中にいたんだから。

 

夫:ま、まさか、、、アイツがやったのか?

 

妻:たぶんね。100%、乗っ取られたのよ。

 

夫:そうか、、、その光景を見て笑ってたんだろうね。

 

妻:教えてくれてもいいのに、「ヌハハハ! やはり間抜けだ」とかって、言ってそう。

 

夫:ところで、最近、気になることがあったんだ。

 

妻:何?

 

夫:最近、うちの子、僕が日の保おやじの会のメンバーだって知っているようなんだけど、保育園で誰かに言われたのかな?

 

妻:どうだろう?

 

夫:もし、子供がいじめられるようなことがあれば、市役所や保育園に相談して、然るべき対応を考えないといけないね。保護者が関係している可能性が高いから。

 

妻:考え過ぎよ。だって、お友達の名前をきちんと言えるんだから、すぐに分かっちゃうわけだし。それよりも、自転車を忘れないように気をつけたら?

 

夫:うん。保育園で生じたトラブルについては園の責任もあるから、その保護者の家族に保育園に来てもらって、園長さんや副園長さんの前で話し合う必要があるね。

 

妻:あはは、大丈夫でしょ? そこまで大事になると大変だし。

 

夫:必要なら、知り合いにも来てもらおう。ボイスレコーダーも必要かな?

 

妻:おーい! もしもーし! わたしの話、聞いてる?

 

夫:いや、いきなり同伴はおかしいか。録音してどうする?

 

妻:あのね、あなた、そんな変なことばかり考えているから、コンビニに自転車を忘れてくるのよ。大丈夫だって。皆さん、常識人なんだから。

 

 

夫:冗談だよ。ところで、最近、とても可愛いイラストを見つけたんだ♪

 

妻:あはは! 可愛い!!

 

夫:だろ!? だろ!? これ、フリー素材でネットで公開されてるんだよ。すごいよ。くまモンとか、ふなっしーと良い勝負だよ。

 

妻:ふふふ。

 

夫:あはは。

 

 

 


夫:あれ? ママ? 君、イメチェンした? ピンク色の服が良く似合ってるけど、何だか大空を飛べる気がするんだけど。


妻:あれ? あなたも、髪型変えた? 眉毛の角度と足の長さと三白眼は変わってないけど。

 

 

 

夫:この動物って、鳥だよな?

 

妻:そうね、鳥よね。ほら、羽が生えてるし。

 

夫:飛んでみようか。

 

妻:うん。

 

夫:飛べるね。

 

妻:そうね。新浦安駅から日の出保育園までなら飛べそうね。

 

夫:子供を背中に乗せて飛べそうかな?

 

妻:どうだろ。重くなってるから、地面ギリギリかも♪

 

夫:そうだね。次の日は筋肉痛だ。


妻:というか、わたしたち、どんな鳥になったわけ?

 

夫:たぶん、おしどりなんじゃないだろうか?

 

妻:それは縁起が良いじゃない。

 

夫:良いのか? おしどりというのは、夫婦で生活するそうだけど、毎年、パートナーを変えるんだぞ?

 

妻:あなた、イマジネーションが足りないわよ。

 

夫:え?

 

妻:出会った頃の新鮮な気持ちで連れ添っているって、解釈できないかしら?

 

夫:そうか! でも、このページに「フクロウのイラスト」って書いてあるぞ。

 

妻:フクロウなの!? もっと縁起が良いじゃない!

 

夫:そうだね。フクロウは夫婦でずっと連れ添うからな。

 

妻:うふふふ。パートナーが死んじゃったら、食事もできなくなって、後を追ったりするって聞いたこともあるわ。

 

夫:そうだ。まさにフクロウ夫婦だ。僕は料理を作れないから自動的に終わる。ということで、僕の人生を見届けてくれ。

 

妻:あなた、独身時代、どうやって生活してたの? 冷蔵庫の中、何もなかったよね?

 

夫:いや、キムコと氷は入っていた。うん、正直、君に出会えなかったら危ないところだった。

 

 

夫:じゃあ、これからは、二人で話し合う時には、自動的にフクロウに変身するのか?

 

妻:そ、そうね。日の出保育園では話し合わない方がよさそうね。これ、どうやって元に戻すの?

 

 

夫:そう言えばそうだな。どうやって戻せばいいんだ?

 

妻:とりあえず、寝てから考えましょうか?

 

夫:うん。お休み。

 

夫: 妻君、、、どうして君は、布団に横になって3分間で眠りに入ることができるんだ?