② シラミの成虫や幼虫を駆除する: スミスリンシャンプー

シラミ対策の記事は以下のコーナーにまとめました。


アタマジラミの駆除のための豆知識

 



次に、アタマジラミを効果的に除去できることで有名なスミスリンシャンプーについてご紹介します。

 

スミスリンシャンプーが効くシラミに対しては、浦安保育フォーラムのページにマニュアルが記載されていますので、特に説明は必要ないと思いますが、ちょっとしたことを書き添えます。

 

有名な「スミスリンL シャンプータイプ」です。専用クシが付いているタイプです。

 

このシャンプーは、Amazonだと2,418円でした。店頭でも同じくらいの価格だと思います。家族4~5人だと、1回で使い切ってしまいます。日の出保育園の指示に従うと、合計で4回必要です。つまり、合計4本必要となって、経費は1万円くらいかかりました。


取扱説明書を読みましょう。もっと詳しいマニュアルもあります。実際に使ってみた際、気付いたポイントをご紹介します。

 

① 思ったよりも目に染みるので、できるだけ目を閉じること。(タオルを頭にかぶせるのはそのせいかもしれません)

 

② 子どもが暴れたり、薬液が目に入らないように注意すること。(3歳未満児だとびっくりするかもしれません)

 

③ 大人が使用する際には、あらかじめ普通のシャンプーで、整髪料や生え際のクレンジングオイルなどを洗い流して落としておくとよいです。男性の場合は、何もつけていなくてもシャンプーで皮脂を落としておくことをおすすめします。(泡立たたないことがあります。※ 以下参照)

 

④ 音が出るタイマーを用意してから処理すること。(目を閉じると時計が見えません)

 

※ よく、「スミスリンシャンプーが泡立たない!」って困って、うちのサイトにアクセスする保護者がいるみたいです。泡立たせるのは簡単です。

 

スミスリンシャンプーをする前に、普通のシャンプーで洗っておくと、あら不思議。スミスリンシャンプーが泡立つようになります。普通のシャンプーとブレンドしちゃいけませんよ。きっちりと洗い流してくださいね。

 

スミスリンシャンプー1本分を犠牲にして、自分と妻の頭で何度か試してみました。

 

でも、普通のシャンプーで妻の頭を洗うのは、別に自分がやってあげる必要もなかった気が。。。でも、なぜか喜んでる。うん、誰かにシャンプーをやってもらうって気分が良いですよね。

 

スミスリンシャンプーの泡成分って、クレンジングオイルで顔を洗って、髪の毛をかき上げただけで泡立たなくなったりしました。

 

あと、わざとヘアワックスをつけて髪の毛を固めてから、スミスリンシャンプーを使ったりすると、泡立たなかったりしました。

 

どうして、「泡立たない!」って、保護者が混乱するのか、それには理由があります。

 

KINCHOのサイトを見ると、「泡立ててください」って書いてあります。こちらのページです。「泡立てて、5分待つだけ」と書いてあります。さっきのページの使用法の部分にも、「シャンプーするように泡立ててください」って書いてありますし。

 

でも、KINCHOのサイトの別のページにQ&Aがあって、こういう記載があるんです。こちらのページです。以下、引用。

 

質問: Lシャンプータイプは泡が立たないけど、これでいいの?

解答: 泡立つものではありません。用法通り5分ほどしてから薬剤を洗い流して、あとは普通通りに洗髪シャンプーをしてください。

 

うーん、どっちなんだ?

 

 

スミスリンシャンプーに入っている添加物の成分を見てみます。何かヒントがあるのかも。

 

「ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール」とか、「ポリソルベート80」みたいな非イオン性界面活性剤は、フェノトリンの溶解性を上げるためかもしれません。

 

でも、「アルキルジメチルアミンオキシド」は、両性界面活性剤で、シャンプーとか台所洗剤の洗浄剤とか起泡剤として使われていたと思います。

 

でも、普通のシャンプーって、泡立ちを良くするためにもっとたくさんの成分が入っていたりもするんです。

 

スミスリンシャンプーの泡立ち成分って、種類も量も少ないから泡立ちにくいのかなって勝手に考えています。

 

キャップには液量を量るための目盛がついています。写真は20mLをとった状態です。思ったよりも粘性が強いです。ビン1本で80mLなので、この分量で使うと、4回分です。

 

撮影した後、もったいないので、元に戻します。一度、キャップを使用すると、ネジの部分が泡でベタベタになります。すぐに使い切りますので、気にせずにフタを閉めて、外側を水洗いすれば大丈夫です。

 

スミスリンシャンプーの使用法は簡単です。子どもなら、洗面器でドカーンと頭にお湯をかけた後、手で頭をなでる感じで、余分な水を取り去ります。

 

安いタオルで顔を拭いた後、スミスリンシャンプーを少しずつ頭の上(少し後ろの方)に落として、泡立てて行きます。泡が広がりにくいようなら、必要に応じてお湯を少しずつ加えます。

 

目にしみるようだったら、その安タオルを頭にかぶせます。5分間待って、お湯で洗い流すだけです。5分というのは思ったよりも長いので、子どもの頭をなで続けていると暇つぶしになります。

 

その後、お湯でしっかりとシャンプーを流します。その後、普通のシャンプーやリンスをしても構いません。というか、そうしないと髪の毛がキシキシになります。

 

そして、次の処理までの日数が分かりづらいのですが、「2日間、何もせずに、その次の日に処理する」ということです。要は、中2日です。そこでもう一度処理して、そこから中2日でもう一度処理します。これで3回です。

 

日の出保育園では「4回処理して」という指示が出ています。4回目の処理を行うとより確実です。

 

これでもスケジュールが分かりにくい? じゃあ、最初の処理を1日目とすると「1日、4日、7日、10日」です。もう一回、言いましょう。

 

「1日、4日、7日、10日」

 

これだとスケジュールを覚えられない? じゃあ、ゴロ合わせをしましょう。「石の納豆」です。石納豆。硬くて食べれませんが。

 

イ(1) シ(4) ナッ(7) トウ(10)


1日1回の合計4回、たった10日間で作業が終わるということです。思ったよりも早くて簡単だと思いませんか?

 

1~2回やってもシラミがなくならなければ、病院に行きましょう。スミスリンが効かない種類のシラミかもしれません。


スミスリンが効いているかどうかは、ニットフリーコームを使えば楽にチェックできます。

 

ちょっと気になること

最後に少しだけ。今回はスミスリンシャンプーが有効なアタマジラミだったようです。

 

しかし、スミスリンシャンプーが効かないシラミがいます。例えば、アメリカのシラミにはスミスリンが効かないことが多いです。

 

こちらとかこちらです。こういうシラミは沖縄や九州で確認されているようです。ソースはこちらです。

 

そうそう、ニットフリーコームを販売しているソルドジャパンのサイトにも、フェノトリン抵抗性のシラミについての記事がありました。

 

アメリカだと、コームを使って物理的にシラミを除去している地域もあるようですが、浦安では、スミスリンシャンプーがある状態でも、これだけの発生が見られています。どうしたらいいのだろうか。。。

 

第3章につづく