① シラミの卵を楽に見つけて除去する:ニットフリーコーム

 

子どものアタマジラミ対策で大切なのは、「シラミをどうやって見つけるか」ということだと思います。家庭で気づかずに保育園に運ばれたら、保育園職員が気が付く前に伝播する可能性があるからです。そして、できることなら「早く」「楽に」見つけてシラミを除去したいです。

 

そう、そこで使えるツールが「ニットフリーコーム」なのです。

 

ああ、そうそう、最初に言っておきます。うちのサイトはニットフリーコームのPRをしているわけではありません。

 

調べてもらえば分かりますが、ヒノデダッズムのサイトにはアフィリエイトのような広告収入を稼ぐ仕組みは全く入っていません。

 

それと、ニットフリーコームの日本代理店のソルドジャパンとも営利関係にありません。社長さんと知り合いですが、「このコームを宣伝してください!」と言われたこともありません。

 

さて、女の子のように髪が長い場合には、指先だけでシラミを丹念に探すのは無理です。どれだけ時間があっても足りません。チェックしている最中、「ボクタチハ オサルサンノ オヤコ ナノカ?」と思ってしまいました。

 

日の出保育園で配られた先生からのプリントに、「お子さんの頭にシラミがあったら、ニットフリーコームを使ってください」と書いてあって、それがこのコームを知ったきっかけでした。

 

そして、実際にうちの子供が保育園でシラミをもらってきた時、色々と試した結果、こういう感じが楽でした。

 

① ニットフリーコームで卵や成虫の有無をチェックする。

② スミスリンシャンプーを使って成虫を除去する。

③ シラミや卵が除去されていることをニットフリーコームで確認する。

 

要は、スミスリンシャンプーの前後で、ニットフリーコームを使う訳です。

 

スミスリンシャンプーが効かないシラミの場合には、②を省いてニットフリーコームで対処することになると思います。

 

このコームの他にも色々な器具があるのですが、困った時にはシラミ駆除を専門としているソルドジャパンからアドバイスを頂いた方が早いと思います。

 

実は、保育園でのシラミ対策を研究するために、子供がシラミをもらってくる前から、妻に内緒でニットフリーコームを購入していました。案の定、すぐにバレました。当時、妻は「あんた、何買ってんの?」と苦笑いでしたが、今となっては重宝しています。

 

Amazonで2,680円。浦安市内のどこで売っているか分からなかったのと、Amazonと他の通販であまり金額が変わらなかったので、ついついクリックしてしまいました。

 

ソルドジャパンが販売している正規品には、このようにたくさんのパンフレットや説明書が入っています。最近、このコームの人気が上がってしまって、偽物が出回るようになりました。

 

ご心配な方は、ソルドジャパンの直販もあります。注文するとすごいスピードで届いたりもします。それと、ソルドジャパンで購入した正規品は永久保証なんだそうです。

 

実は、ソルドジャパンの社長の越智さんは子育てが一段落したくらいのお母さんなのです。すっごく丁寧で、上品な奥様って感じです。

 

このサイトでシラミに関するコンテンツを用意したのですが、間違っているところがないか心配になりまして、越智さんに全てチェックして頂きました。

 

彼女は、子育て中にご自身のお子さんがシラミをもらってきて、何とかして殺虫剤を使わずにシラミを駆除できないかと考えて、なんと会社まで立ち上げてしまいました。すごい行動力です。

 

当時はシラミ駆除剤を使わざるをえなかったそうなんですが、越智さんたちが日本でもシラミ駆除用のコームを購入できるようにメーカーに取り合ってくださったようです。

 

「アタマジラミを発見したら」という冊子は、単なるシラミ駆除という話ではなくて、子育てにおいてとても大切なことに気付かせてくれます。

 

そうそう、ソルドジャパンはニットピッカーというシラミ駆除専門のチームを組織していて、理容師さんとか美容師さんの資格を持ったメンバーがおられるそうです。

 

僕はシラミの専門家じゃないわけですが、越智さん率いるニットピッカーは、もの凄くシラミに詳しいです。さらに、シラミで悩んでいる保護者の皆さんのために、無料の電話相談窓口まで用意してくださっています。

 

さて、「ニット」とは「シラミの卵」、「フリー」とは「~がない状態」という意味です。つまり、「シラミの卵がない状態にするクシ」という意味です。

 

なんと、ステンレス製です。ちょうど手の平くらいの大きさです。


本体を取り出してみました。なかなかの質感です。


団塊ジュニア世代のお父さんたちは、これを見て何かを感じることでしょう。そう、「キン肉マン」に登場した「ウォーズマン」の拳に取り付けられていたベアークローのように見えます。必殺技のスクリュー・ドライバーでラーメンマンを再起不能にしたシーンは衝撃的でした。どうでもいい話はさておき、次に行きましょう。

 

刃先を拡大してみました。これは2,680円の価値があるくらいの精巧な仕上げです。先端部分は、痛くないようにきちんと加工されています。大人だと、頭皮が心地よいくらいの絶妙な感じです。そして、一本一本にきちんと溝が掘られています。この部分でシラミの成虫や卵をひっかけるのです。

 

ちなみに「スミスリンL シャンプータイプ」では、このようなプラスチック製のコームが付属しています。

 

家族4~5人だと、たった一回の処理で1本のシャンプーを使いますから、クシだけが余ってしまいます。

 

このクシは、シラミの卵の殻を除去するクシなんだそうです。実際に子どもや自分の髪の毛で使ってみましたが、スルスルと髪が滑ってしまいます。取りこぼしが多いのではないでしょうか。


それに比べて、ニットフリーコームは、髪の毛をピッタリと挟んで、シラミの成虫や卵を逃さないような、絶妙の隙間です。乾いた髪の毛でもあまり引っ掛からず、それでいて取りこぼしなくシッカリと梳いてくれる感じです。


ニットフリーコームの取り扱い説明書。「卵があるかないか調べる簡単な方法」が説明されていて、本当に簡単でした。シラミの卵というと、「乳白色」をイメージしてしまいますが、実際には灰色というか、黒っぽい感じでした。セロハンテープで挟んでおくと子育ての時の記念にもなります。ナラナイ、ナラナイ。

 

まさに「簡にして潔」の使用方法です。これだけのスペースに大切なことが全て記載されています。これぞマニュアルです。シラミを駆除した後のコームの処理まで説明してくださっています。

 

子供がシラミをもらってきた時に実際に使ってみたのですが、このコーム、本当に工夫して設計されているなぁと感心しました。シラミの卵も成虫も捕まえることができるって、すごく助かります。

 

 

2016年6月25日 追記:

 

----------- ここから ----------- 

 

以前、シラミ駆除チーム「ニットピッカー」が組織されている株式会社ソルドジャパンの社長の越智さんとお話させていただいた時のことを思い出しました。

 

ソルドジャパンは、ニットフリーコーム(現在の名称:ニットピッカーフリーコーム)の日本総代理店です。越智さんは、シラミ駆除だけではなくて、一人の母親としても尊敬できる人物だと思います。

 

重要なことなので追記します。

 

越智社長のアドバイスとしては、ニットフリーコーム(現在の名称:ニットピッカーフリーコーム)を使用する時、「髪の毛は乾いていた方がよい」とのことでした。

 

お子さんをお風呂に入れるついでに処理しようとして、髪の毛が濡れた状態でニットフリーコームを使うと、シラミやシラミの卵がコームに引っかからずに通り抜けることがあるそうです。

 

ですので、ニットフリーコームでシラミやシラミの卵を除去する時には、お風呂場ではなくて、リビングなどで髪の毛が乾いた状態で作業した方が効果的なのだそうです。

 

ネット上には、誰が書いたのか分からないシラミ駆除についてのアフィリエイトサイトがたくさんあって、髪の毛にトリートメントをつけてコームで処理ということを言っている人がいるようです。

 

しかし、越智さんのお話では、シラミ駆除チームのニットピッカーは髪の毛を濡らしたり、トリートメントのようなものは使わずに、乾いた髪の毛の状態で処理されているとのことでした。

 

シラミの駆除に関しては、ネットで調べるよりも、ソルドジャパンにお尋ねした方が詳しい情報を早く知ることができると思います。

 

困った時にはソルドジャパンにご相談することをお勧めします。とても丁寧で親身になってくださいます。

 

ソルドジャパン

http://www.atamajirami.com/

 

----------- ここまで ----------- 

  

 

それと、保育園では「シラミの卵を見つけたらその髪の毛を切ってください」と指示がありましたが、ニットフリーコームも使ってくださいとも書いてありました。

 

おそらく、保護者は混乱すると思いました。

 

髪についたままだと、卵は生きています。上の写真の使用上の注意にもありますが、卵をニットフリーコームで動かして髪の毛から離すと、シラミは死ぬそうです。

 

たぶんなんですが、髪の毛が卵の構造の一部なのかもしれません。シラミの卵はかなり気密性が高い殻なのですが、髪の毛を引きはがすと、卵の殻の一部をはがされたような状態になるのかもしれませんね。

 

使用後のニットフリーコームをどうやって綺麗にするかは、説明書に丁寧に記載されています。

 

ニットフリーコームは熱湯くらいではビクともしないということでしたので、実際に、ボールにコームを入れて、熱湯消毒です。

 

数分間も放置すれば、シラミは死ぬと思います。取っ手の青色の部分はプラスチックで出来ていますが、本当に熱湯くらいではビクともしません。

 

「この部分、何で出来てるんですか?」と越智さんにお尋ねしてみたのですが、素材までは分かりませんでした。(越智さん、突っ込んだ質問でごめんなさい。)

 

ただ、感触からは、ポリスチレンにしてはタフですし、ポリカーボネイトにしては柔らかいです。ということは、高密度ポリプロピレンかなって勝手に推測しています。

 

だとすると、ニットフリーコームって、医療用の高圧蒸気滅菌をかけても大丈夫なのか? もし、滅菌ができるようなら、より安全なリサイクルも可能かもしれません。

 

使わなくなったニットフリーコームを寄付してもらうか、浦安市である程度の数を用意して、リサイクルで使用すれば、比較的高価なコームを全ての子どもたちに使えると思いました。

 

ということで、ニットフリーコームを使うと、シラミを驚くほど楽に見つけることができます。ちょっと値段は高いかもしれませんが、まさに一生モノのような出来栄えです。

 

第2章につづく