② 浦安市内の田んぼで、子どもの食育をやってみた: お米の大切さを教えてみる

 

・・・・「食育」

 

それは、代表にとって、理解出来そうで出来ない壁です。「食」というものに対して、全然、興味がないのです。例えば、出張でどこかに行っても、コンビニの弁当とポテチとアイスクリームがあれば、特に問題なく事足りてしまいます。

 

例えば、京都に出張したとします。妻がいないので、ふらふらとデパ地下に行って、大きなだし巻き卵を2本だけ買って、ホテルに戻って、モグモグと食べて寝たりする訳です。いわば、食事というよりも、補給と表現した方がいいかもしれません。

 

最近、食にこだわりのある素敵なパパ友ができたので、「ああ、そこだとアレが名物で旨いぜ」とアドバイスをもらって食べに行くようになりました。

 

「食育なんて必要ないぜ、生きていくことはできるぜ」と思って、そのまま大人になると、代表のように栄養が偏って体を壊すこともある訳です。代表の場合には妻に保護してもらったので、何とか生きながらえていますが、食育って、本当に大切なんだなぁと思います。検査の数値とかが全然違いますから。

 

そして、食育がなっていない男が父親になるとどうなるか? それは、それは、大変です。

 

なぜなら、自分のことを棚に上げて、我が子に「食とはなんぞや」を説かねばならないのです。常識人の妻との間で子どもが生まれたとはいえ、半分は代表のDNAを持っている訳です。そして、自分の遺伝子たちが発現するかもしれない訳です。「ああ、ここのこういう部分、僕にそっくりだよ www」と。

 

特に、子どもが、ご飯、つまりお米のありがたさがよく分かっていなかったりすると、妻は焦ります。「お米は最後の一粒まで食べなさい! お米というものは、農家の皆さんが大切に育てて、一粒、一粒、、、」と、子どもに向かって一生懸命に説明します。

 

妻は必死です。代表の遺伝子が半分もブレンドされているからです。「父親みたいな大人になってはいけない。絶対にこんな大人にしてなるものか!」と。

 

「あはは、ご飯に興味を示さないとは、さすが、我が子だ。僕みたいに、ちゃんとした人と結婚すればいいんだよ」という顔をしていると、「キッ!」と鋭い視線が飛んできたりもします。仕方がありません。父親として、何とかしないといけません。

 

さてさて、こういう時、子どもを教育するにはどうしたらいいか、困ってしまいます。大学の一般教養で、確か教育論とか何とかの教官がいたはずです。教官たちの教えを思い出してみます。

 

確か、「子どもたちには、言葉で説明するよりも、リアルな実物を見せるのだ。それでいいのだ」と言っていた気がします。なんと、半年の講義をいくつも受けたのに、大人になって頭に残っているのは、たったこれだけです。しかし、大切な教えです。

 

「そうか、ご飯の大切さを教えるためには、田んぼに連れて行って、稲を見せればいいんだ!」と思ったのです。しかし、大切なことに気付きました。

 

「浦安って、田んぼがないじゃないか。」

 

美しい街並みにはならないかもしれませんが、子どもたちが実際に主食である稲を植えて、育てて、実際にお米を食べるという教育は、日本人として大切だと思いますけどね。

 

と、浦安市に文句を言ったところで始まりません。そのうち、代表の実家に子どもたちを連れて行って、田植えや稲刈りをやらせることにします。とりあえず、明海地区の「明海の丘公園」に稲が植えられているという話を聞いて、子どもを連れて行ってみることにしました。

 

明海の丘公園に到着。といっても、日の出地区から自転車に乗ればすぐに着いてしまいます。日の出保育園に車送迎でやってくる保護者の多くは、この明海地区に住んでいたりします。今まで、十分な受入数の保育施設がなかったのですが、渋谷教育学園の認定こども園ができるので、かなり楽になると思います。


そして、目指す場所は、赤色の矢印の辺りです。

 

この公園、どういうコンセプトか知りませんが、小さな子どもたちが遊ぶための遊具が全然、ありません。これはこれでアレだろうと思います。小中学生が遊ぶようなバスケットリンクとかはありますが、とりあえずダッシュするくらいしかやることがない訳です。

 

しかし、何もないところで思いっきりダッシュするのもオツだと思います。何度も往復すれば疲れて寝つきがよくなりますし。


代表は、浦安市内の公園の管理については、あまり満足できていません。市議会議員が定例会で一般質問するくらいなので、結構、シビアだと思いますが、ボロボロのベンチや遊具があまりに多すぎます。浦安市の公園の数は、144ヶ所、面積は100ヘクタール以上あったと思います。

 

数も面積もすごいので、市役所だけだと手が回らないんです。もっと、市民を頼ればいいんですよ。必ず力になってくれるはずです。里親制度も大切なんですが、もっとフランクに市民と接すればいいんです。

 

しかし、明海の丘公園とか総合公園は、浦安を代表する公園ということもあって、かなりメンテナンスがなされています。明海の丘公園の管理に頑張ってくださっている市民グループもあったと思います。

 

確か、明海小学校の皆さんも公園の管理とかに参加していたんじゃなかったかな。地域が育てて、守る公園。素敵だと思います。

 

日の出地区にある「日の出第1街区公園」も、こういう風により良くしていきたいなぁと思います。

 

そして、この公園の素晴らしいところは、ビオトープがあることです。大自然の中で実際に育った保護者から見れば、「なんと、人工的なんだ!」と思うかもしれません。ただ、子どもの経験のためには、すっごく意味があると思いますし、かなりリアルに仕上がっていると思います。

 

小川が流れています。素敵です。


水が汚れています。浦安には優秀なお父さんたちがたくさん住んでいます。これくらいの川の水ならすぐに浄化させるくらいの職業的背景をもった人がいると思います。機械を使うか、生物学的にアクションをかけるか、その両方でも構わないかもしれませんね。

 

そして、子どもたちに見せたかったのは、これです。これ。普通の稲作を知っている人たちから見ると寂しいでしょうが、「浦安市に田んぼがある」ということが何よりも大切なのです。だって、子どもの目線と視野だと、これだけの面積でも、すっごく広く見えるはずですから。

 

浦安市の地域の皆さんが稲を植えたり、世話をしてくださっているのでしょうね。心から感謝申し上げたいです。

 

代表:(子どもに向かって)「これ、何だと思う?」

 

子ども:「え? 分からないや」

 

代表:「この一粒、一粒にお米が入ってるんだよ」(切れて落ちていた稲からお米を一粒だけ拝借)

 

子ども:「ほんとだ! 中にお米が入ってる! お米って、こんなにちょびっとなんだね!」

 

代表:「そうだよ、君が毎日食べているお米は、こうやって、田んぼでつくるんだ。最初から袋に入っているのではないんだよ。うちで炊いているご飯を用意するには、この草の束、稲って言うんだけどね。どれくらいあればいいのかな?」

 

子ども:「うんとね、すっごくたくさん!」

 

代表:「そう、たくさんのお米をつくるのは、とっても大変なんだ。だから、きちんと感謝して、ご飯を残さずに食べるんだよ」

 

子ども:「うん、食べる♪」

 

どうやら分かってくれたようです。その日から、以前よりも少しだけ、ご飯を真面目に食べてくれるようになりました。すぐに忘れますが、この時の光景を思い出させると、再び気をつけるようになります。


たぶん、子どもへの食育って、こうやって一つずつ積み上げていくもんなんでしょうね。自分が親になってから学ぶことも多いのだと思いました。